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市川乙女、初観戦その3、アイドル鑑賞の真髄の一つの方向(ナッキー)

2016-04-11 00:29:24 | アイドル論
市川乙女、初観戦その3、アイドル鑑賞の真髄の一つの方向(ナッキー)

相撲好きは、小兵力士が上手出し投げから小股すくいを決める瞬間を見たい一方で、大型力士が45日(一突き半)で相手を土俵の外に突き飛ばす豪快な相撲も見たい。
野球好きは、無死一塁から盗塁と送りバントの後スクイズで一点という小技を見たい一方で、一発で逆転する満塁ホームランも見たい。

アイドル好きは、アイドルという伝統芸能を高度に極めたアイドルの技量が発揮されるパフォーマンスを見たい一方で、技は未熟でも見ているだけで楽しい・微笑ましくなる素朴なアイドルも見たい。

「技は未熟でも」 は、「技は未熟が故に」 なのかもしれない。

アイドルとは二律背反する存在なのだが、両方とも好きなアイドルファンなら、どんなアイドルでも楽しめる。
その楽しみは、両極端なアイドルを見た時に極大化するようである。

市川乙女、素朴な方で純度が高かった。

地下アイドルの多くが、芸能人の技を習得してファンを喜ばせる現代では、ローカルアイドルしか、こういう味は出せないという意味での素朴さ。
市川乙女が高度化してしまう前に、観戦を続けるべきと、自分自身で決意。

対極として、一番高度なアイドルは、X21

ナッキー
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