アイドルを趣味とする架空の男性の心情を描いた小説、島田荘司読本(ナッキー)
次に紹介するアイドル小説は、1997年6月29日刊、「島田荘司読本」に収録されている小説「SIVAD SELIM」。これは、アイドルを趣味とする男性が主人公で、一人称で語っている。
架空のアイドルを描いた小説は多数あるが、アイドル好きの男性を描いた小説が珍しい。
主人公は、島田荘司作品の名探偵御手洗潔のワトソン役(つまり著者)の石岡。二人の会話を引用。
石岡「世の中にはとても大事なことがある、そうだったね」
御手洗「ああそうだ。人それぞれ何物にも代えがたいものがある。君にとってはアイドル歌手のCDだろうし、ぼくにとっては(略)
(要約➡︎)石岡は、CDだけでなく、写真集とヴィデオも持っていると二人の会話より分かる。(以下引用)
(石岡が、音楽会に参加できなくなった御手洗と自分を比較して)
音楽会に、音譜も読めず、アイドル歌謡を聴くだけの趣味といった無芸の男に仕事はない。
私は何もアイドル歌謡ばかり聴いているわけではない。
(要約➡︎)英語の歌も聴く。歌なしより歌入りが好き。英語がからきし故日本語の方が感動できる。(以下引用)
そして同じ歌入りなら、男より若い女の子の声の方に魅かれてしまう。
ナッキー感想!ルックスではなく声に魅かるという視点が新鮮。これなら世の男性が、奥様や恋人の嫉妬をかうことはないのでは。
「私とアイドルのどちらを愛してるいるの?」と責められたら、「声と歌はアイドル、それ以下の全ては君」
私も妻の声より、吉田真里子の声の方が好き。
ナッキー
次に紹介するアイドル小説は、1997年6月29日刊、「島田荘司読本」に収録されている小説「SIVAD SELIM」。これは、アイドルを趣味とする男性が主人公で、一人称で語っている。
架空のアイドルを描いた小説は多数あるが、アイドル好きの男性を描いた小説が珍しい。
主人公は、島田荘司作品の名探偵御手洗潔のワトソン役(つまり著者)の石岡。二人の会話を引用。
石岡「世の中にはとても大事なことがある、そうだったね」
御手洗「ああそうだ。人それぞれ何物にも代えがたいものがある。君にとってはアイドル歌手のCDだろうし、ぼくにとっては(略)
(要約➡︎)石岡は、CDだけでなく、写真集とヴィデオも持っていると二人の会話より分かる。(以下引用)
(石岡が、音楽会に参加できなくなった御手洗と自分を比較して)
音楽会に、音譜も読めず、アイドル歌謡を聴くだけの趣味といった無芸の男に仕事はない。
私は何もアイドル歌謡ばかり聴いているわけではない。
(要約➡︎)英語の歌も聴く。歌なしより歌入りが好き。英語がからきし故日本語の方が感動できる。(以下引用)
そして同じ歌入りなら、男より若い女の子の声の方に魅かれてしまう。
ナッキー感想!ルックスではなく声に魅かるという視点が新鮮。これなら世の男性が、奥様や恋人の嫉妬をかうことはないのでは。
「私とアイドルのどちらを愛してるいるの?」と責められたら、「声と歌はアイドル、それ以下の全ては君」
私も妻の声より、吉田真里子の声の方が好き。
ナッキー