こんなことしているヒマはあるのかな、という気は多少するが、まあ通常業務の一環ではあるし。
日経新聞 憲法改正「議論すべき」77% 日経世論調査 2019/9/1 19:00日本経済新聞 電子版
「日本経済新聞社とテレビ東京による8月30日~9月1日の世論調査で、安倍内閣の支持率は58%と前回7月の調査から6ポイント上昇した。不支持率は5ポイント下がり33%だった」
下がるべき失点もまあ、ないといえそうで、そこそこ妥当か。米中貿易戦争のただなかだ、と思えば、それなりに荒波のなか「船の平衡をたもった」のは、まあ外交に運を得たかと。
「憲法改正を「議論すべきだ」は内閣支持層で84%、不支持層でも70%にのぼった」
議論すること自体のハードルが下がったのは、それはそれで結構なことである。自衛隊の位置づけを、なんぼなんでも多少は、という見解もあろう。不磨の大典状態だった現行憲法に対する意識をこうまでもってきたことは、安倍政権の大功績のひとつと数えられるかも。もう10年~20年したら、本当に、穏当に改憲できるかもねえ。
日経新聞 対韓政策、支持7割に 「日本の譲歩不要」67% 輸出管理強化、賛成9ポイント増 世論調査 2019/9/2付日本経済新聞 朝刊
「日本経済新聞社の8月30日~9月1日の世論調査によると、日本政府の韓国への対応を支持する人が7割にのぼった。韓国向けの半導体材料の輸出管理を強化したことは「支持」が67%で「支持しない」が19%だった。前回7月の同様の質問より支持が9ポイント増えた」
微妙な物資については国際的に一定の監視がなされるべきだ―という合意が広く取れていると解するべきか。
「韓国との関係について「日本が譲歩するぐらいなら改善を急ぐ必要はない」と答えた人も67%に上った」
これは、単に「韓国が嫌いだからあいつらがいやな目にあっていればいいのに」、と思う層が強いものか、どうか。
「対韓国」を軸に見れば、極右政権が近隣国を敵に仕立て上げて排外主義を演出し、脅威を吹聴して軍備増強にひた走る…という図に見えて、まあ朝日新聞や赤旗の論調に近づくだろうが、ぶっちゃけそこまで韓国一元論で我が国の政策・論壇が動いているわけもなし。正直なところは『あの分からず屋は、しばらくほうっておこうか』位が大方を占めるのではないかと楽観的に見ておこう。
―確かに”韓国(政府)に対して怒っている”人々が相当数観察されるのはそのとおり。しかしそれは、『合理的存在であるべき国家・政府があまりに不合理でありすぎる。前後不一致の状況であって、予測不可能であって、継続的なお付き合いはしばらく不可能である』というところにあろう。
こういうきりわけが簡単にできちゃうようになったのは、流石になあ、文政権のせいだよなあ…。
…以前は楽だったよねえ、韓国政府・韓国大統領…に対する批判も韓国国民自体への誹謗中傷に読み変えたりして、戦前のアレコレとまぜこぜにして「日本が悪い」にもっていけて…非常に低コストのすばらしい政治資源だったのに、最近、あまりに濫用しすぎてこのザマに立ち至った、私はそんな認識。
日経新聞 憲法改正「議論すべき」77% 日経世論調査 2019/9/1 19:00日本経済新聞 電子版
「日本経済新聞社とテレビ東京による8月30日~9月1日の世論調査で、安倍内閣の支持率は58%と前回7月の調査から6ポイント上昇した。不支持率は5ポイント下がり33%だった」
下がるべき失点もまあ、ないといえそうで、そこそこ妥当か。米中貿易戦争のただなかだ、と思えば、それなりに荒波のなか「船の平衡をたもった」のは、まあ外交に運を得たかと。
「憲法改正を「議論すべきだ」は内閣支持層で84%、不支持層でも70%にのぼった」
議論すること自体のハードルが下がったのは、それはそれで結構なことである。自衛隊の位置づけを、なんぼなんでも多少は、という見解もあろう。不磨の大典状態だった現行憲法に対する意識をこうまでもってきたことは、安倍政権の大功績のひとつと数えられるかも。もう10年~20年したら、本当に、穏当に改憲できるかもねえ。
日経新聞 対韓政策、支持7割に 「日本の譲歩不要」67% 輸出管理強化、賛成9ポイント増 世論調査 2019/9/2付日本経済新聞 朝刊
「日本経済新聞社の8月30日~9月1日の世論調査によると、日本政府の韓国への対応を支持する人が7割にのぼった。韓国向けの半導体材料の輸出管理を強化したことは「支持」が67%で「支持しない」が19%だった。前回7月の同様の質問より支持が9ポイント増えた」
微妙な物資については国際的に一定の監視がなされるべきだ―という合意が広く取れていると解するべきか。
「韓国との関係について「日本が譲歩するぐらいなら改善を急ぐ必要はない」と答えた人も67%に上った」
これは、単に「韓国が嫌いだからあいつらがいやな目にあっていればいいのに」、と思う層が強いものか、どうか。
「対韓国」を軸に見れば、極右政権が近隣国を敵に仕立て上げて排外主義を演出し、脅威を吹聴して軍備増強にひた走る…という図に見えて、まあ朝日新聞や赤旗の論調に近づくだろうが、ぶっちゃけそこまで韓国一元論で我が国の政策・論壇が動いているわけもなし。正直なところは『あの分からず屋は、しばらくほうっておこうか』位が大方を占めるのではないかと楽観的に見ておこう。
―確かに”韓国(政府)に対して怒っている”人々が相当数観察されるのはそのとおり。しかしそれは、『合理的存在であるべき国家・政府があまりに不合理でありすぎる。前後不一致の状況であって、予測不可能であって、継続的なお付き合いはしばらく不可能である』というところにあろう。
いや、全然違うでしょう。韓国「政府」の政策を非難することは、韓国人や人種としてのコリアンを嫌悪することではありません。韓国の話になると、なんで個人と政府のアイデンティティを急に一致させて、スーパーナショナリストみたいな口ぶりになるんですか? https://t.co/mxfF4PgRh3
— 青識亜論(せいしき・あろん) (@dokuninjin_blue) 2019年8月31日
こういうきりわけが簡単にできちゃうようになったのは、流石になあ、文政権のせいだよなあ…。
…以前は楽だったよねえ、韓国政府・韓国大統領…に対する批判も韓国国民自体への誹謗中傷に読み変えたりして、戦前のアレコレとまぜこぜにして「日本が悪い」にもっていけて…非常に低コストのすばらしい政治資源だったのに、最近、あまりに濫用しすぎてこのザマに立ち至った、私はそんな認識。
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