BBC Rohingya crisis: Finding out the truth about Arsa militants 11 Oct 2017 By Jonathan Head
BBCの記者による解説記事。
何にせよ、Rohingyaの苦難はさらなる武装闘争を生むであろう、と。既にこの8月の攻撃のありようからみて、Arsaが「根を張った」存在だということはあきらかだ。作戦指導はまだ稚拙であり、バングラでのインタビューからみてArsaがRohingyaみなから支持をうけているとはいえない、とはあるが、支持は”それなり”でまずは十分だったりするだろうし。
「Even the accounts given by the Myanmar security forces suggest that the 25 August attacks were mostly simple, almost suicidal charges by groups of men, most armed only with machetes and sharpened bamboo sticks」
銃剣突撃どころか、リアル竹槍突撃だったようで。
…流石に大日本帝国の悪影響とはいえないだろう、うん…。
ともあれ、とあるAlel Than Kyawなる地点での襲撃の様子がわりと詳しく書いてある。
500人ほどの集団二つが海岸から襲撃してきて、イミグレのオフィサーを殺害。自動小銃で反撃して追い散らしたが、17名の死体が残された、とか。
朝4時の襲撃で500名×2の集団を見分けるのは…襲撃総数に疑念はのこるものの、17名死亡と言うのは確実っぽいし、数百の人はいたものか。
バングラの難民キャンプで聞いた話がまた凄く、
「They had helped themselves to cattle and goats, he said, telling the villagers they would be paid back when there was an independent Rohingya homeland」
…から手形にもほどがある。
「And they gave new machetes to the young men, and told them to attack a nearby police station」
その辺の若いのを盾に使う気、満々ですねそれ。
「Arsa has plenty of weapons, he remembers them saying, and would be back to back them. Around 25 men from his community did as they were told, and a number of them were killed, he said.
There was no backup from armed militants」
Arsaの組織については
「His and other accounts describe a movement with a small core of several hundred full-time militants, with perhaps a handful of foreigners among them, and many thousands of untrained and unarmed followers who joined the attacks only at the last minute」
まあ、こんなもんですよね。
警戒されているであろう、外国からの資金・武器の流入は、原則いまはなきにひとしい模様。すくなくとも武装の貧弱さはソレを示唆する。コアな戦闘員にまだ外国人がさほど入り込んでいないのも示唆的。
現時点では民族運動である―という自称は、概ね、実情としてはただしいのではないか。
Arsaは、必ずしも民衆の支持を受けてはおらず、しかしその成果には一定の評価がある。そして「根」の張り方からして、ミャンマー国内の根拠地はまあ喪失状態だろうか、と疑われる。するとバングラでどう活動するか、どう扱われるか?が問題となる。
…未来図は、世界のあちこちに転がっているわけなのである。
なお
「There are credible reports of numbers of informers being killed by Arsa in the months leading up to the August attacks」
ともある。Arsaについて、声を潜めて言う向きもある。大衆的支持がなく戦う反政府ゲリラというのもアレではあるし、政府側からするとcどっちみち纏めてつぶす対象扱いされるということもあるし、未来の状況はぐだぐだになる以外なくなった…という感じだったりする。
BBCの記者による解説記事。
何にせよ、Rohingyaの苦難はさらなる武装闘争を生むであろう、と。既にこの8月の攻撃のありようからみて、Arsaが「根を張った」存在だということはあきらかだ。作戦指導はまだ稚拙であり、バングラでのインタビューからみてArsaがRohingyaみなから支持をうけているとはいえない、とはあるが、支持は”それなり”でまずは十分だったりするだろうし。
「Even the accounts given by the Myanmar security forces suggest that the 25 August attacks were mostly simple, almost suicidal charges by groups of men, most armed only with machetes and sharpened bamboo sticks」
銃剣突撃どころか、リアル竹槍突撃だったようで。
…流石に大日本帝国の悪影響とはいえないだろう、うん…。
ともあれ、とあるAlel Than Kyawなる地点での襲撃の様子がわりと詳しく書いてある。
500人ほどの集団二つが海岸から襲撃してきて、イミグレのオフィサーを殺害。自動小銃で反撃して追い散らしたが、17名の死体が残された、とか。
朝4時の襲撃で500名×2の集団を見分けるのは…襲撃総数に疑念はのこるものの、17名死亡と言うのは確実っぽいし、数百の人はいたものか。
バングラの難民キャンプで聞いた話がまた凄く、
「They had helped themselves to cattle and goats, he said, telling the villagers they would be paid back when there was an independent Rohingya homeland」
…から手形にもほどがある。
「And they gave new machetes to the young men, and told them to attack a nearby police station」
その辺の若いのを盾に使う気、満々ですねそれ。
「Arsa has plenty of weapons, he remembers them saying, and would be back to back them. Around 25 men from his community did as they were told, and a number of them were killed, he said.
There was no backup from armed militants」
Arsaの組織については
「His and other accounts describe a movement with a small core of several hundred full-time militants, with perhaps a handful of foreigners among them, and many thousands of untrained and unarmed followers who joined the attacks only at the last minute」
まあ、こんなもんですよね。
警戒されているであろう、外国からの資金・武器の流入は、原則いまはなきにひとしい模様。すくなくとも武装の貧弱さはソレを示唆する。コアな戦闘員にまだ外国人がさほど入り込んでいないのも示唆的。
現時点では民族運動である―という自称は、概ね、実情としてはただしいのではないか。
Arsaは、必ずしも民衆の支持を受けてはおらず、しかしその成果には一定の評価がある。そして「根」の張り方からして、ミャンマー国内の根拠地はまあ喪失状態だろうか、と疑われる。するとバングラでどう活動するか、どう扱われるか?が問題となる。
…未来図は、世界のあちこちに転がっているわけなのである。
なお
「There are credible reports of numbers of informers being killed by Arsa in the months leading up to the August attacks」
ともある。Arsaについて、声を潜めて言う向きもある。大衆的支持がなく戦う反政府ゲリラというのもアレではあるし、政府側からするとcどっちみち纏めてつぶす対象扱いされるということもあるし、未来の状況はぐだぐだになる以外なくなった…という感じだったりする。
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