空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

バングラデシュ:キャンプ近くは治安悪化

2017-10-30 20:42:12 | ビルマ/ミャンマー
バングラデシュは訴える」の問題。

AFP ロヒンギャがバングラデシュ人を斬殺、難民の大量流入で犯罪増加 2017年10月29日 12:45 発信地:コックスバザール/バングラデシュ

バングラデシュ南東部で28日、イスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の若い男がバングラデシュ人の男性を切り殺した」。「警察は、このロヒンギャの男による攻撃は家族間の争いに絡んだものだと発表した

The Times of India Rohingya hacks to death Bangladeshi amid rising tensions Oct 28, 2017, 21:51

BDNEWS Bangladeshi man killed in attack by Rohingyas in Cox’s Bazar Published: 2017-10-28 17:55:54.0 BdST Updated: 2017-10-28 17:55:54.0 BdST

 後者に、その諍いの内容が載っている。家を建てるにあたって、数年前からそこに住んでた小母が契約で謀られたということで、最近やってきた若いのが契約相手の現地人を殺したというあたり。

 また、

地元住民は労働市場、特に好況の建設業や漁業でロヒンギャが地元コックスバザールの村人たちの職を奪っていると訴えている

 緊張はむっちゃ高まっており、しかもこの緊張は長期化することが見込まれている:

AFP ロヒンギャ難民に不妊手術検討、バングラ当局 パイプカットも 2017年10月30日 14:39 発信地:パロンカリ/バングラデシュ

バングラデシュ当局は過密状態にある難民キャンプへの対応策として、任意で精管切除(パイプカット)を含む不妊手術の実施を検討している

人口増加抑制のために難民キャンプで避妊の方法を助言したり、コンドームや避妊薬(ピル)を配布したりする活動を行っているが、ロヒンギャは避妊に対する知識がほとんどなく、効果もなかったという

しかし、多くのロヒンギャ難民は家族が多くいれば暮らし向きが楽になると考えていたり、イスラム教の教義に反するとして避妊自体に否定的な考えを示したりしているという

 そんなわけで、現時点でもう、政情不安マキシマムが予約済みという状態。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 見ていた記事メモ(2017-10-30) | トップ | 目的が内在しているか、目的... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ビルマ/ミャンマー」カテゴリの最新記事