芥川賞の選評読みました。古市憲寿「百の夜は跳ねて」。トヨザキ社長や大森望氏など目利きの肯定的評価があったので気になってたけど、どうも作品の出来不出来以前の問題があるような感じなんですが…(2・3枚目は川上弘美)
— キラアキラ (@kila_a_kila) 2019年8月9日
これ大丈夫なのかな pic.twitter.com/tnwOi3fnUa
〈要するに、古市さん、文芸誌に掲載されたが出版されていない佳作を探してきて、うまいこと翻案して小説書いたようである〉
— 木村友祐 (@kimuneill) 2019年8月12日
違いますよう。古市さんが窓拭きに興味をもち、取材依頼があり、応じました。窓拭きの達人を紹介しました。古市さんはその取材をもとに書いてます。 https://t.co/sUVPcvNJJT
窓拭きが落ちて死ぬ、というエピソードなどの細部が似るのは、同じその達人から取材したからだし、実際に死ぬ人がいるから、仕方ないのです。選考委員の方々の批判は、それとは別角度のものかもしれませんが、窓拭きの描写に関しては、違和感はありませんでした。
— 木村友祐 (@kimuneill) 2019年8月12日
同業者に対する気遣いとテーマについての誇りを感じさせる誠実な書き込みかと。
この件に関しては、「無名」のぼくのことを心配して下さるより、また小説云々より、街を歩いていて見かける、ガラスの反射熱を浴びながらビルに張り付いて窓を拭く人たちに想いを寄せてくれた方が、うれしいのです。こんなに機械化が進んでも、窓拭きは人力で、今も時には人が亡くなります。
— 木村友祐 (@kimuneill) 2019年8月12日
この問題意識をもって書いたのか、どうか―ということが問われているのだと思うよ。己の内奥からやむをえず発してくる、魂の慟哭、といったようなものを感じ取れるかどうか。そこが「本物」と「偽者」の差と認識されているのだと思うよ。
古市×落合が批判されているのは、自分の専門領域外の事柄についても、自分達の言葉で全て語れるんだ、という万能感、驕りなんですよね。どんなに頭が良くても、専門外について無知なまま語ろうとすると、素人が陥りがちなクリシェになってしまう、だから批判されている訳で。
— 千川兄弟【The last of us中】 (@bonkuratv) 2019年1月6日
ということなのだと思うよ。
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