「女性が男性をATM扱いしている」という解釈にお叱りを複数いただいておりますので、理由を述べます。同調査では女性の結婚の利点の内容も質問しています。これを見ますと、「経済力に余裕がもてる」が最も顕著に増加しております。この考え方が女性の結婚の利点の増加に貢献していると考えます。 pic.twitter.com/W3QUBmcS3U
— すもも (@sumomodane) 2018年7月31日
「「女性が男性をATM扱いしている」」ということについては、「「経済力に余裕がもてる」が最も顕著に増加」していることに基づく判断ではあろう。まあその、納得する傾向なんですが―
―この両者は、現場としては完全にイコールではなくてですね。
こちらとしては、純粋な生活費支給機能としてのみ扱うことは避けていただきたい、という気になりますな。
・ダンナ側の親の面倒は見ないこと
・嫁側の親の老後の生活の保障をすること
・嫁についても同様
・専業主婦希望
・年に一回の海外旅行を希望
・転職・転勤禁止
・地元から離れないこと(転勤の場合は単身赴任必須らしい)
・嫁側が今までの生活習慣を変えないことを認容すること(日常の衣裳を見て痴女と誤解しないこと)
というのが代表例というか、とある方からのご要望の記憶に残る限りの一覧なのですが(一番ひどかったともいう)。
高齢なのに結婚してない人がヤバいor何らかの問題を持っている、という社会の価値観は、統計的には正しい判別条件ではあるのでしょうね。
— 哀れな者 (@cle_tenta) 2018年8月1日
ということで、『お前みたいな売れ残りのヤバい奴と結婚することになっても嫌とまでは言わない』ことの引き換え条件として提示された内容に、あのう、わたし、Noと言う権利くらいはあってもいいんじゃないかなと思うんですが。別件では、Noという返答をそもそも予定しないという案件もあって…。
完全にノーマークだったけど、このデータも衝撃的。
— すもも (@sumomodane) 2018年7月29日
男性にとって結婚が年々メリットのないものになってきている。
これほど男性がATM扱いをされたり、主婦が夫叩きをしているのを見ているとこうなる。https://t.co/P6RaSZxJxB pic.twitter.com/E6mxQenBoh
昔から経済的安定というのは1番のメリットだったけど、昔は女が男に実際に虐げられてきたから、結婚イコール奴隷的なイメージがあったからやむなく回避した。
— ワーキングプア弁護士 (@sokudokubengosi) 2018年7月31日
今は逆に女の方が立場が上になったから、心置きなく、ATMを確保するため結婚したいと思うようになった(女目線)
それと、女性側に職は、あるとはいえ非正規職・年限付き職が多いだろうところで「生活の安定を求める」理由がつく。統計的にどうかはともかく、アイディアとしては。
まんこ貴族の貴族社会を指して「男社会」と呼んでしまう背景には、まず、まんさんは弱者であるという根拠無き悲観論がある。さらに、その弱者を男が"温情"で扶養/保護してきた(男はまんさんに温情を持つのが当然である)という楽観論的な認識がある。
— 県民税 (@fine_zima) 2018年7月31日
つまりフェミさんの言う「男社会」なる妄想の中には、「温情溢れる男達」という楽観的認識、すなわちその「男社会」を肯定することに繋がる要素が 既に入り込んでいる。
— 県民税 (@fine_zima) 2018年7月31日
価値評価の段階でダブルスタンダードが出てくるのではない。事実認識の段階から既に「男社会」の肯定に繋がる要素を持っている。
結婚に対してメリットを感じるか みたいなのは、回答者の勝手に持っている結婚像を回答者自身がどう評価するかという変数。
— 県民税 (@fine_zima) 2018年7月31日
なので、過去の現実の結婚事例, 社会経済変数, 回答者の意識, 辺りから評価対象となる結婚像が生成されて、それを再び回答者の意識でもって評価するという構造になってるはず。
で、女さんが結婚に利益を感じるようになってきてるのは、「ATMとしか結婚しないぞ」という決意が強くなり、望ましくない結婚像をそもそも評価対象から外すようになってきてるからだろう。社会経済変数は効かず、現実の結婚事例は効かずor激しくラグ、価値評価は変動無し、といったとこか。
— 県民税 (@fine_zima) 2018年7月31日
言葉遣いはさておき、注意に値する分析の目をもっているなあと。「つまりフェミさんの言う「男社会」なる妄想の中には、「温情溢れる男達」という楽観的認識、すなわちその「男社会」を肯定することに繋がる要素が 既に入り込んでいる」なんてのは、そのての人たちには痛い指摘ではないか。
「「ATMとしか結婚しないぞ」という決意が強くなり、望ましくない結婚像をそもそも評価対象から外すようになってきてるから」というのも面白い。
―個性あふれる私の個性を十全に発揮するためには十分な収入が必要。そこでATMが必要になる。なぜ現物のオトコであっては困るのかといえば、その相手の都合で「個性あふれる私の個性」の発揮が阻害されかねないから―。そこで無個性な、しかし稼ぎのよいオトコもといATMの需要が高まる。
だが、高収入のオトコがそれなりの時間を持っていればそれなりの個性なり趣味なりを展開しがちではあり、そこでATM希望女子たちとのコンフリクトがおこるだろう。例えば鉄道模型をめぐる伝説だとか。
僕はロスジェネで独身生活楽しもうという価値観の人が多い世代だけど、にもかかわらず、日本の元職場で明らかに凄いなと分かる同期の男は別にイケメンとかじゃなくても全員26歳までに結婚してて、女の眼力って凄いんだなと思った。
— Willy OES (@willyoes) 2018年7月31日
理論物理系研究者でさえ、凄い人ほど結婚早かったり(博士卒同時結婚、ヤバいということが修士中に結婚、博士でも当然のように彼女有り)、逆に高齢独身者はアカポス取れずに…最終的にもドロップ・アウトしがち………みたいな主観は感じてしまう RT
— 哀れな者 (@cle_tenta) 2018年7月31日
とまあ。
だから、そこまでデキるオトコで無いお前が学問をしようと言うこと自体、おこがましいことなんだから、そんな無駄な夢は捨てて私と私の親の老後の保障と海外旅行のために働け、という要望を出したくなる気持ちは多少理解するが、そういう要求をされて表面上怒りもしてないことに何か思うところはなかったかなーとかちょっと思う。
独身でいる理由として「異性とうまく付き合えない」が上昇している。
— すもも (@sumomodane) 2018年7月31日
その点をさらに深掘るために20代の恋愛観を確認する。
男性はアプローチの仕方がよく分からず、趣味優先モードへ。
女性は恋愛を結婚に結び付けて考え「この人でいいのかしら」と、慎重に選んでいる。https://t.co/xm5BthpRWk pic.twitter.com/gZiLjn2qAM
仮説だけど、20代男女の恋愛が難しくなっているのは、女性は少子化の影響で受け身姿勢や選別傾向を強め男性のアプローチを待っているのに対し、男性はアプローチがセクハラ、ストーカーとみなされたり、同世代のSNS村八分・SNSいじめに遭うなど、女性接近リスクが高く、困惑しているからだと思う。
— すもも (@sumomodane) 2018年7月31日
実証研究として提示するにはかなり難のある(そして、出せるときにはもう問題は取り返しがつかなくなってる)論題だが、①実は職場結婚は現実の結婚の相当部分を占めている、しかし②職場内で性的なものにつらなる行動はセクハラ・パワハラとして排除されがちである、という話を絡めるに、うんまあ…という気はするな。
そんなに家事しないパートナーが嫌なら、稼得能力を最優先で選んだ自分にも責任があるに決まってるじゃん。最初から家庭にコミットするパートナー選びなよ。それを嫌がったの、自分でしょ?
— 白饅頭(光属性・バーチャルツイッタラー) (@terrakei07) 2018年7月29日
見合いの相手は、家事についてのアピールをしてこなかったな。
私が、自分は料理する、と言う情報を出せば安心したようだったが。
とまあ、「すもも」氏の提示する論点・データは、とっかかりには大変よろしい。が
女性は生産性が低い。環境のせいばかりにするな。おまえらの気概がないからじゃ。配偶者控除廃止に反対するな。専業主婦なんてやめて働け。昇進しろ。なんでも男性社会のせいにするな。
— すもも (@sumomodane) 2018年7月30日
とはいえだ、
「差別されてる人たちって実際能力が低いのでは?」
— Takashi Hayashi (@tkshhysh) 2018年7月24日
「そう思う差別的な雇用者が多いと、被差別者は能力投資のリターンを低く見積もらざるをえず投資を手控えるので、結果的に能力が低いという差別的信念が統計的に裏付けられます。自己成就的予言といいます」#夏休み子ども社会科学電話相談
ということも考え合わせると、能力が低いものとして育てられてきた女性たちが「それでもあたしらも生きていたいんだよ!」という叫びを発する場合、まあ…とも思われる。
東北大で博士とってまで弱者としての保護を要求するというのはどーかと思うが。
最近のフェミにインチキ臭さを感じるのは、女性の自立を阻害する男性社会の打破という気概ある動機ではなく、単なる自分の快・不快感情に基づいた潔癖世界の拡大や、セレブ婚に失敗し20代の万能感を失った憂さ晴らしのために夫叩きをしているものが多いからだと思う。
— すもも (@sumomodane) 2018年7月30日
日本人男性に絶望したフェミニストのロマンチックラブ欲望の行き先が、韓国人男性アイドルや男色っていうのがなんともあわれだな。
— すもも (@sumomodane) 2018年7月30日
…反フェミ節もここまでいくと芸風かなあ、とも。
…しかしあの条件だと、私にどういうメリットがあるのか分んなかったんですよねえ。
海外旅行年1回というのも、助教の給料程度だと、生活費を勘案すると貯金は欠片も残らない程度と思われるし。
あと、研究者に転勤禁止というのもなあ。
待遇が良くなるほうに移動するのは合理的な考えだと思うんだが。
まあその、年老いた親を置いて遠くへ―というのが気分が悪いのは解る。
私の親でさえ、私の某大の公募が落ちたのを「悪いが安心した」と言ったしなあ。