てくてくねこさん山の上

里山からアルプスまでてくてく歩いてます、温泉も時々・好奇心のままあちこち・・・

三日目 涸沢岳から白出沢 

2012-09-30 19:51:39 | 登山2012

9月25日  快晴

北穂高小屋~涸沢岳~穂高岳山荘~白出沢~新穂高

実は大キレットよりも涸沢岳の登りのほうが、危ないといわれているので、

本日も気合を入れて歩きます!!

幸いお天気は上々で展望もよく、最高の縦走になりました。

 

 

笠が岳

 

下ります・・こんな場所が次から次と

前穂と奥穂 涸沢カールの草紅葉

 

 はるか下の谷間に一昨日泊まった槍平小屋が見えます  

 

涸沢岳 3110m ・・・もう上りはありません

 

 

 奥穂高岳    

穂高岳山荘まであと少し

楽しかった稜線歩きも、もう終わりかと思うと少しさみしい感じですが

まだまだ 緊張を強いられる歩きが残っていました。

穂高岳山荘の裏から直に下ります

こんなガラ場を2時間ほど歩きます、マークを見落とすと足場が悪くなるので

印を探しながら下ります。

 

 

やっとガラ場が終わりましたが

まだまだ気が抜けません。

 

 

 重太郎橋から振り返る。

右の岩稜をへつって、梯子を下ってきました。

 

 穂高平避難小屋で一服、やれやれお疲れ様。

 

初日は雨で心配しましたが、

見上げた滝谷、濡れた南岳新道、緊張の大キレット、展望の涸沢岳、

白出沢の下りと、本当に素晴らしい山行ができました。

 

 

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感無量、大キレット二日目

2012-09-28 22:44:23 | 登山2012

 9月24日 

夜半には月も現れましたが、朝起きると雨が降っていて、

三人で相談した結果、取り合えず南岳小屋まで行ってみて判断しようとなり

南岳新道を登る。

ここは急登で有名ですが、雨でぬれた道も登りなら

一歩一歩足を進めて行けば特別危険ではなく

暑くない分バテることなく登れました。

 

 

 

南岳小屋に着くころには青空も見えてきて、稜線の岩も乾いているようなので

大キレットに向かうことにしました。

南岳小屋を過ぎると、これでもかこれでもかとハシゴクサリのオンパレードですが

岩はしっかりしているので、ゆっくり確実に進んでいく。

ときおり冗談を言い合ったり、気合を入れたりしながら 

時間の経過も気にならない 緊張と興奮の三時間強でした。

 

 上がっていくガスの中、北穂高岳が姿を現してくれました、感動です。

 

安全を祈るタルチョーが、はためいています、ここは日本です。

この辺が一番緊張しました。

長谷川ピークを過ぎての下り。

山は恐ろしいばかりではなく、こんなにも美しいものを見せてくれます。

 

振り返ると、切り立った長谷川ピーク。

飛騨泣きも順調に過ぎ、小屋まであと200mの標識からが長かったなー

 

 

 14時過ぎには北穂高小屋に無事到着

 

滝谷・・・・感無量です。

歩いて来た道

 

 小屋は空いているし、クラシックを聴きながらのご飯はおいしく

槍ヶ岳の展望は最高で、本当に素敵な小屋でした。

 

明日も難路を歩きます。

 

 

 

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感無量、大キレット一日目

2012-09-27 23:21:37 | 登山2012

 9月23日 小雨

先週八海山で足慣らしをした 元山ガールの三人娘!は

大キレットに挑戦してきました。

今回の目標は①大キレットを無事歩く②北穂高小屋に泊まる③横尾から上高地の道は歩きたくない。

でM姉さんの選択は 

新穂高から槍平小屋~南岳~北穂高小屋~涸沢岳~穂高岳山荘~白出沢~新穂高

2泊3日となりました。

 

 

霧雨が降る中、新穂高から槍平小屋を目指して歩きます

 

 

滝谷の避難小屋

 

 

これが数々の物語を生んだ滝谷、見上げるとうっすらと北穂高岳が見えます。

13時過ぎに槍平小屋着。

のんびり明日の山行を想いながらお昼寝。

チラリと青空も見えてきました

さて明日の天気はいかに?

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無事帰ってきました

2012-09-26 20:46:13 | 登山2012

2泊3日で行ってきました。

 

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足慣らしのはずが・・八海山

2012-09-16 18:51:32 | 登山2012

 9月15日 八海山 入道岳 1778m

 銘酒ではなく、鎖場で有名な八海山に足慣らし?行ってきました。

天気予報…新潟県は暑いぞ!!

 

 朝7時過ぎに八海山ロ-プウエィ駐車場から見上げる八海山

あのギザギザの上がルートです。

 

8時のロープウエィに乗って標高1150mの山頂駅へ、

2時間で薬師岳1653m

見えるは千本檜小屋と地蔵岳1707mです。

地蔵岳から8つの峰をハシゴクサリでアップダウンが始まります。

足元には南魚沼のコシヒカリが黄金色に輝いています。

 

6月に登った越後駒ヶ岳と右に中ノ岳、八海山と合わせて越後三山と呼ばれています。

 

とにかくアップダウンの繰り返しで、鎖場を下っって、また登る。

脚で登り降りしなくていけないけど、つい腕に力がかかってしまいます。

 

小さな秋

 

信仰の山で、それぞれの峰に祠が祭られていましたが、

くさりもハシゴもない昔にどうやって登ったんでしょうか?

信仰の力はすごいですね。

 

 大日岳からの下降です、このころにはすっかり鎖にも慣れてきました

ちなみに黄色いザックは69歳の女性です。

 

 

 

 最高峰の入道山(丸ヶ岳)1778mに12時着

名前のとおり平らな山頂でゆっくり昼食です。

 帰りは迂回路に回りましたが、ここにもハシゴクサリがあり油断ができません。

見上げる稜線です、あの凸凹のとおりに歩きました。

こんなスリリングな場所もあります。

 

3時に山頂駅に戻りました。

足慣らしのはずが、すっかりホンチャンの山行になりました。

 暑さで少しバテましたが展望もよく

岩場も乾いていて楽しい山行になりました。

 

さて次は・・・・

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近くて良い山、四阿山

2012-09-06 22:02:32 | 登山2012

 9月4日 四阿山 2354m

登山口まで短時間で行けるのに、にすっかり御無沙汰していた四阿山に登ってきました。

 

午後に用事があり、お昼ごろまでに帰れるように8時に歩き始めます

山頂はガスガスですが、天気予報では午前中は雨は降らないはず・・・

 

 

 のんびり草を食んでる牛さんは、声をかけてもそっぽを向いてます

白黒がおしゃれですね。

                                         ハナイカリ

展望がきかないので、足元の花々を撮りながら登ります

 

 

                                      ウメバチソウ

 

                              登山道は、ずーとマツムシソウロードです

 

                                     オヤマリンドウ

 平日の山頂は貸切ですが、展望が無く残念。

本日の目標はとにかく、山頂まで歩くことでしたので満足です。

下るにしたがって、雲が上がって青空も見えてきました。

 

                                   ワレモコウ(吾亦紅)

 12時30分には登山口に戻れました。

 

四阿山は、近くて良い山なのに御無沙汰していたことを後悔しました

トレイルランのお兄さんにも会いましたが、

トレーニングに丁度良い山ですね

晩秋にまた来ます。

 

 

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独りぼっちの赤岩尾根

2012-08-29 22:58:25 | 登山2012

 8月28日 赤岩尾根から爺が岳2669m

どこまで登れるか行けるところまで行こうと

大谷原の登山口に着いたのは6時15分

仕度を整えて登山届を出して歩きはじめは20分過ぎ

目指すは爺が岳、無理なら冷乗越まで。

さてどこまでいけることやら・・・

    

「おおつめたばし」 標高1132m から見上げる爺が岳2669m、遠いな~

ぽちぽち行きますか。

 

林道を1時間歩いてで西俣出合い

堤防の中のトンネルを抜けてやっと本格的な登山道になりました。。

 

丁寧に整備されていて、歩き易い道です。

急登は大変ですが、嫌いではありません

カーブを一つ曲がる度に、梯子を一つ登るたびに高度を稼げるからです

一人歩きは、好きな時休んだり、おやつを食べたり歌を歌ったり

マイペースで行けるからいいんですが

モチベーションを保たないとすぐくじけてしまいそう。

 

高千穂平から向かいの鎌尾根方面

 

高度を上げるしたがって、展望が開けてきました

鹿島槍ヶ岳の北峰と南峰

 

赤岩尾根の核心部分です、ザレた尾根や鎖場がありますが

慎重に、慎重にと念じながら進みます

 

 

大雨が降ればすぐ崩れそうな道ですが

できるかぎりの整備がされていて

本当にありがたいです。

 冷乗越11時、

右に行けば鹿島槍ヶ岳、左に行けば爺が岳。

向かいは恋しい剱岳、ここでしか見れない景色です。

ここまでの登山道では誰にも会いませんでした

平日とはいえ、なんとも静かな登山道でしょうか!

冷池山荘と鹿島槍ヶ岳、ここから2時間かかります

 

荒々しい剱岳、また会えましたね・・・・

12時をリミットに爺が岳に向かいます。

 

秋の花トウヤクリンドウ

 

 

爺が岳南峰12時8分、何とか辿り着きました。

爺が岳は3度目ですが最高峰の中峰より穏やかな南峰がおきにいりです。

お昼を食べて帰ります。

 

 

登りより下りの方が気を遣いました

やはり冷乗越から下の登山道では誰にも会わなかったので、

ここでコケたらやばいと、ゆっくりゆっくり下ります。

 

西俣出合の堤防です、ここまでくれば一安心。

 駐車場所に着いたのは4時過ぎでした。

 

赤岩尾根は確かに急登だし、上部のザレた場所は気を使いますが

晴れていればとても面白い登山道です。

楽しい山歩きができました。

 

 

 

 

 

 

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魚影を追いながら、沢歩き

2012-08-21 20:56:41 | 登山2012

 8月19日は川上村の沢歩きです

長野から120kmほど2時間で、川上村梓集落のイワナ橋たもとに着きました。

前日の夕立で沢の水の状態が心配でしたが、

水量も多くなく、水も澄んでいて楽しい沢歩きができそうです。

 沢歩き初心者には最高の沢で、冷たかった水も

歩いているうちにすっかり慣れてしまいかえって暖かく感じるくらいでした。

最初は恐々で浅瀬を選んで歩いてしまいましたが

一度、滑り転んでから開き直って

ジャブジャヤブと深みにつっこんで行くのも面白く

それでいて、常に足元に気を配りながらの緊張感と

水の感覚や、水音を感じながら沢歩きは登山とは違った面白さがあります。

 

 イワナらしき魚の影が水の中を走ります

 

 3時間ほどでこの滝に辿り着きました。

向かって右側を登ってお昼としました。

 

 

 最後は支流を辿って林道によじ登り

あとはのんびり下ります

 鹿の食害を防ぐための柵の中はお花畑で、アサギマダラが飛び交っていました。

 

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ぐるっと蝶ガ岳から常念岳テント泊2日目

2012-08-20 22:07:57 | 登山2012

 8月16日

一晩中テントに吹き付けていた風も収まり、

御来光がみられました。

ナイロン一枚でも安眠できるテントは、本当にありがたいです。

 

テントを片づけて、もう一度蝶が岳の山頂に行ってから出発です。・・・6時

                                    安曇野を見下ろして

  槍ヶ岳の穂先がちょぴりだけ見えました、この日はこれ以上雲は晴れませんでした

 

蝶槍に向かう気持ちのよい稜線

 

 樹林帯や花畑のある坂道も歩きます。

 常念岳への最後の登りです

 常念岳10:30~11時

 

 

 

 前常念の一等三角点、

ここから90分ほどガレ場を下ります。

 

                      ピンボケですが樹林帯に咲くコイチョウラン

 

それまで順調に歩いていたツレのが

樹林帯に入ってから、ペースダウン。

 

天気も良いので、明るいうちに着けばいいからと

だましだまし、登山口に戻ったのは5時過ぎ 

なんと11時間もかかってしまいました。

 

そんなこんなで、我が家のヤジキタ道中は無事終わりました。

 

 

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ぐるっと蝶ガ岳から常念岳テント泊 1日目

2012-08-20 21:56:47 | 登山2012

 8月15日~16日

恒例のお盆山行に今年ツレが選んだのは、蝶が岳から常念岳テント泊です

三俣に車を停めてぐるっと歩いてきました。

 

左に行けば蝶が岳、右に行けば常念岳

荷物は重いけど、蝶が岳テント場に今日中に着けばいいから

ゆっくり歩きます。

力水あたりからときおり雨が降ったり止んだり

 

 

                                テント場に咲いていたトリカブト

                      一つだけフライがない小さなテントが我が家です

 

 テントを張ったとたん強い雨がふってきました、

 

パタパタとテントを打つ雨音を聞きながらのお昼寝は大好きです。

普段忙しくしているので、なにもすることがないという時間が

最高に心地よいひとときです。

 

夕ご飯はお雑煮、

食べたらまた夢の中です。

ありがたいありがたい・・・・・

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