てくてくねこさん山の上

里山からアルプスまでてくてく歩いてます、温泉も時々・好奇心のままあちこち・・・

あの温泉を目指して3日目 祖母谷温泉から栂池へ

2012-08-14 20:58:37 | 登山2012

 8月9日

祖母谷温泉の源泉は約80度で河原から湧いています。

手を付けるとアチチチ・・・

 

 川の水と合流する場所で、上手に温度調節をすると最高の露天風呂になります。

私は足しか入りませんでしたが、仲間はしっかり楽しんだようです。

 

 朝食を終えて、出発です。

おかみさんが、見えなくなるまで手を振ってくれていました。

欅平の駅までは徒歩で40分ほどかかります。

近いようですが、車は入れない秘湯です。

欅平の駅から黒部の峡谷を1時間20分トロッコ電車に揺られ宇奈月温泉へ

次は富山鉄道で新魚津・・JR魚津~糸魚川で乗り換えて南小谷まで

南小谷からは栂池までタクシーで

そこから自家用車に乗り移り、やっと帰路に着きました

祖母谷温泉を朝8:40発で自宅に着いたのは夕方6時ごろです

やはり遠かった・・・

一日でこんなに色々な乗り物に乗るのは初めてで、面白かったですね。

 

 

 

 

 

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あの温泉を目指して2日目 清水岳から祖母谷温泉

2012-08-12 23:53:24 | 登山2012

8月8日

空はすっきり晴れ渡り、この日は百名山だけでも16座は見えました。

 剱岳はいくら見ても見飽きませんね、ドキドキします、惚れちゃいます。

 

 雲海の向こう、うっすら八ヶ岳と富士山らしい影がみえます

 

 仕度を整えて出発です。

白馬山荘の標高2832m、ゴールの山小屋祖母谷(ババダニ)温泉の標高は780m

その差2052mを一日で下って、温泉でジャブンを楽しみにさていきますか!

しつこいけれど剱岳に見惚れながら残雪の道、岩場、稜線を歩きます。

清水岳(ショウズ岳)の登山道は花がすごいと聞いていましたが

道を進むたびに現れる違ったお花畑には、感激のし通しです。

ハクサンイチゲとシナノキンバイ、ハクサンフウロにミヤマキンバイ、イブキジャコウソウ

もちろんチングルマにミヤマキンポウゲの花畑、ガラ場にはコマクサ。

池の周りにはハクサンコザクラとイワイチョウが咲き乱れ・・・語りつくせません。

 

2000mの標高の差で植生も高山から里山のものまで

前日の白馬岳への登山道を含めて

 この時期北アルプスで見られるほとんどの花が見られたのではないでしょうか。

 

雄大な北アルプスの展望と花と、いつまでもこの稜線に留まって居たいけど

先を急がなくてはいけなくて、眼と心にしっかり焼き付けて進みます。

正面のなだらかな山が清水岳です

 

 色の濃いタカネマツムシソウ

清水岳の山頂下にはミヤマアズマギクが点在しています。

これがまたかわいい

 

清水岳山頂下、

お花畑で体調リフレッシュ、

名にしおう

黒部峡谷へのダウンヒル、スリップ注意」と

ありがたい言葉がプレートに書かれていました。

 

清水岳の山頂(2603m)は少し登ったところで標識はありませんでしたが

雪倉岳、朝日岳が手に取るように見えます。

 

左に見える谷が祖母谷らしい、あの谷底まで慎重に下ります。

                         唐松岳、五竜岳、鹿島槍

白馬岳の喧騒がうそのような静かな登山道です

この日、この道を歩いたのは早朝祖母谷温泉を立って来た

15人ほどの高校生の一行を含めて30人ほどでした。

 

不帰岳避難小屋・標高1940mです、ここまで約4時間

ここからはひたすら下るのみ

百貫の大下りといわれる道は踏み跡はしっかりあります

 

歩く人が少ないせいか道が細かったり、荒れている場所もありますが

道に掛かる草を刈り払いしてあり

少しでも歩きよいように整備をされているようで、本当にありがたいです。

 

 

終盤に梯子や鎖が現われて、ロープで終わる、最後まで気の抜けない道ですが

 それでもなんとか取り付き地点に辿り着きました。

 

さあ温泉が待っています。

避難小屋から約5時間、スタートから9時間あまりしっかり歩きました。

 

昨日を含めて15時間以上歩いて辿り着いた祖母谷温泉は

まったりとして、肌にまとわりつくような、それでいて長く入っていても

湯あたりしない極上のお湯です。

 

無事歩きとおしたお祝いに岩魚のコツ酒で乾杯です、これがまた美味しい。

夜は川の音を子守唄に、あっという間に寝てしまいました。

 

 

 

 

 

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あの温泉を目指して1日目 白馬岳

2012-08-11 10:48:06 | 登山2012

8月7日

 

白馬岳に登って清水尾根で天上の花園を堪能してから

百貫の大下りで大汗をかいて、

祖母谷温泉でまったり・・・ビール

というなかなかハードな山行に行ってきましたよ。

 

白馬大池までは一週間前と同じ行程ですが、少し雨模様です。

 

 

 

 展望はありませんが、足元を彩る花々を楽しみながら登ります。

雷鳥坂ではリンネソウの小さな花達にも出会えました。、

 

 

 小蓮華の山頂下から雪倉岳方面、徐々に雲が上がってきました。

 白馬岳の山頂は大勢の登山者でにぎわっています。

ここまで約6時間

白馬山荘からみる旭岳、明日の縦走路が見えます。

 

立山の山々が夕焼けに照らされて、剱岳の雄姿がはっきりと浮かんでいます。

明日の晴天を約束してくれるような日暮れです。

さあ明日はいよいよ 長丁場の歩きです

  おやすみなさい・・・・・

 

 

 

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白馬乗鞍から白馬大池へ

2012-08-02 20:54:20 | 登山2012

 7月31日

猛暑を逃れてお手軽にアルプスに行こうと、

二人のM姉さんと白馬乗鞍(2436m)から白馬大池(2380m)へ行ってきました。

 

ゴンドラを乗り継いで栂池自然園の入口(1900m)から一路天狗原へ

 

                                      貴婦人キヌガサソウ

 

 

                                              天狗原

下界は猛暑ですが残雪歩きは気持ちがよいね

 

天上に碧い水を湛えた白馬大池を見て、どうしてもそばまで行きたくなり

 M姉さん二人を乗鞍山頂に残して一人で、大急ぎでピストン。

栂池自然園から約3時間で大池でした。

                                              チシマギキョウ

                              大池の花畑に咲いていたハクサンコザクラ

家に帰ったら知人からメールが来ていて

8月の山行はまたこのルートを辿ることになりました、

それもまた楽しみです。

 

 

 

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夏が来た!白馬「きこりの道」

2012-07-18 23:53:45 | 登山2012

  7月17日 晴れ

梅雨明け宣言がでたこの日は、白馬村在住の知人の案内で

白馬「きこり道」をあるいてきました

青空に白い雲、今回は梅雨明けの空が主役です。

                       白馬グリーンスポーツの森から見上げた大黒岳               

                    釣り人も夏が来たのが嬉しそう

                                                  

                      ぐるっと歩きます

                                       イチヤクソウ(白花)

                           シモツケソウ

        うっそうとした森の中を歩きますが、整備されています。

                       ヤマアジサイ

 

 大きな毛虫がいたり蛇とにらめっこしたり、里山は手ごわいです、

早春か晩秋に歩くとまた違った楽しみがありそうです。

白馬村でガイドをしている知人は

歩きながら草花のこと、鳥のこと、山のことを次から次と教えてくれて

本当に楽しい時間を過ごしました。

 

                           

 

                                               白馬夢農場から見上げる

 

                             スタートもエンドもこのつり橋からです

 

いよいよ夏山到来です、休みが思うように取れませんが、

なんとか・・・あの稜線の上に立ちたいな~

 

                  

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八方尾根は花盛り

2012-07-15 06:23:28 | 登山2012

 7月10日 

腰痛を患った友人と、リハビリ&湯治登山と称して八方尾根に花見に行ってきました。

空具合と体調を見ながら、行けるところまで行こうということで

ゆっくり出発です

                                オオタカネバラ

里の天気は晴れですが、標高の高い山はすっきりしません。

 

                 登山口の八方池山荘に咲いていたトキソウ

                                   ミネウスユキソウ

 

                                      アカモノ

 

                                    ミヤマアズマギク

 

残雪が多いのか、登山道が崩壊しているのか??

下ノ樺から上部で登山道が変わっていて200mほど雪渓を歩きます

急斜面なのでザイルがはってありました。

友人は雪渓が大好きで、帰りは滑るように下っていました・・・・

 

その後トラバースの道を下に見ながら、稜線歩きになります

 

                                      カラマツソウ

                                        チングルマ

  丸山ケルンまで2時間、唐松岳の山頂はガスで隠れて見えませんし

友人の体調も心配なのでここまでにしました。

 

                       八方池は雪が融けきっていません。

                       ニッコウキスゲと飛んでいるミツバチ

                             ヒロハヘビノボラズだそうです

 

                                         テガタチドリ

歩きながらでどうもカメラに集中できず

こんな写真しか載せられませんでしたが、

この時期の八方尾根はいろんな花が競って咲いています

 

 

さて、湯治は「みみずくの湯」にしました。

露天風呂からは白馬三山眺められますが、あいにく雲の中でした。

 

 

 

 

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東北の旅3日目 栗駒山(山形県)、そして宮城県へ

2012-07-06 22:31:47 | 登山2012

 7月1日 栗駒山を目指して

昨夜は月明かりの中、露天風呂ですっかり長湯してしまいましたが、

あまりの気持ちよさに、朝いちばんでまたまた露天風呂に入ってしまいました。

 

須川高原温泉は湯量も泉質も最高ですね、

百聞は一浴にしかず・・お薦めです。

 

 

 

 この岩は須川高原温泉のシンボルです、

夜はライトアップされていて、露天風呂に浸かりながら見る風景は幻想的でした。

 

 

栗駒山の登山口は源泉の脇を通ります、お湯が川のように流れています

 

                                   

30分ほどで名残が原です、この辺まで来たら風雨が強くなってきたので、

栗駒山はあきらめて下山となりました。

 

その後、リーダーの計らいで、石巻の被災地を周ってきました

いままで内陸を走ってきましたが、

海が近づくと地震と津波の傷跡があちこちに残っています。

 

流された住宅のあった場所は更地のままです。

 

 

大川小学校をお参りさせていただきました

亡くなった子供たちを慰めるように風車が回っていました、

今回の旅で一番心に残る場所です

 

絶対に忘れません。

 

 

写真は不謹慎かと思いましたが、一人でも多くの人に見てもらいたくて

アップしました。

 

 

 

松島は観光客で賑わっていて安心しました。

 

ガンバレ東北、また来ますね。

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東北の旅2日目 蔵王山と立石寺(山形県)

2012-07-05 22:47:03 | 登山2012

 6月30日 蔵王山 地蔵山~熊野岳1840.5m ~刈田岳 縦走

前日は蔵王温泉でまったり過ごし

地元の柔らかな言葉に触れ、御馳走をいただき

お布団に入ったらあっというまに寝てしまいました。

朝は、さあ登山だと、意気揚々と蔵王山の縦走に向かいましたが、

いきなり楽ちんロープウエイです。

 

 まず地蔵山です、

向かって左の登山道を登りますが、このコースは多くの花が咲いていました。

 

                                    ミヤマオダマキとハクサンチドリ

                             岩手山で惚れたヒナザクラにまた会えました。

                                                          大株のムシトリスミレ

 地蔵山1736m

                     イワカガミはあちこちで大集落を作っています。

                                             ウラジオヨウラク

  熊野岳1840.5m から見える雲海

 有名な御釜と五色岳はガスが流れて、見えたり隠れたり。

ここだけ見ていると日本ではないような景色です。

 

次は山寺「立石寺」をお参り

有名な石段をひたすら上ります、今回の山旅でいちばん大変だったかもしれません。

 芭蕉の「閑けさや巌にしみいる・・・・」

なんてとんでもなく、ぎゅうぎゅうの観光客で大賑わいの山寺でした。

 

 

お泊りは 栗駒山、須川温泉です

これがまた素晴らしい温泉で、再訪したい温泉です。

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東北の山旅一日目 一切経山 (福島県)

2012-07-03 21:18:18 | 登山2012

6月29日(金)

東北の山旅に行ってきました

長野を5時に大型バスで出発

登山口の浄土平には10:00着

まず 足慣らしに吾妻小富士 1707m まで

 駐車場から見える山頂

 

山頂まで10分ほどで着きました。

小富士と名がつくように、火口跡があります

 

振り向くと一切経山の噴煙が見えます、山頂はあの頂の向こうです。

 一旦、浄土平に戻りお昼をいただき、酸ガ原に向かいます。

                            イソツツジ

 

 

                                        

 酸ガ原の分岐から山頂方面

 一切経山 1948.8m

 

 

山頂から見下ろす、五色沼は神秘的な色合いです。

酸ガ原に戻り鎌沼に向かいます。

ワタスゲ咲く鎌沼

 

 

                                     私が好きな チングルマは花盛りでした

                                                     ミネサクラ

                                                     マイヅルソウ

 登山口に16:00 

これから2時間半バスに揺られて、蔵王温泉に向かいます。

 

二日目につづく・・・

 

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記憶に残る山、越後駒ヶ岳 2日目

2012-06-23 20:38:26 | 登山2012

 6月18日 越後駒ヶ岳 二日目

朝4時に起きると外は晴れです

 

 

小屋の前から山頂付近です、この雪が融けるにはあとひと月はかかるようですね

 荒沢岳方面も見えています

朝食を食べて小屋の掃除を済ませて山頂に向かいましたが

のんびりしていたらガスが上がってきました。

 

                         山頂付近で咲くアズマシャクナゲ

あれっ、山頂はまたまたガスの中です

 

一晩御厄介になった小屋に挨拶して下山します。   7:00

 

 

                                                                      越後の山々

ベテランM姉さんの下りは脅威的に早いです、付いていくのがやっとこさ

脚はガクガクですがひと回りも若いはずの私は泣き言を言えません・・・

                                       ヒメシャガ

              よれよれで辿り着いた登山口の吊り橋  10:30

                        

 駒の湯山荘の日帰り入浴は改装中でお休みです、

屋根も壁もありませんが、なんとかお願いして入れてもらいました。

疲れた足と、強張った背中をお湯がじんわりとほぐしてくれます。

生き返りました。

さてドリンクを飲んで長野までゴー・・・

 

大変な(手ごわい・豪い)山は記憶に残ります、台風の中の光岳までの稜線では飛ばされそうになるし

岩手山の12時間の山行もいつまでも忘れられないし、昨年の烏帽子から船窪までのアップダウンもえらかった、焼山も長かった。

おかげで今回の越後駒ヶ岳もなかなかでした、避難小屋は最高に快適でしたが、帰宅後3日間の筋肉痛が物語っています。

記憶に残る山でした。 

また来ますね。

 

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