9月24日
夜半には月も現れましたが、朝起きると雨が降っていて、
三人で相談した結果、取り合えず南岳小屋まで行ってみて判断しようとなり
南岳新道を登る。
ここは急登で有名ですが、雨でぬれた道も登りなら
一歩一歩足を進めて行けば特別危険ではなく
暑くない分バテることなく登れました。
南岳小屋に着くころには青空も見えてきて、稜線の岩も乾いているようなので
大キレットに向かうことにしました。
南岳小屋を過ぎると、これでもかこれでもかとハシゴクサリのオンパレードですが
岩はしっかりしているので、ゆっくり確実に進んでいく。
ときおり冗談を言い合ったり、気合を入れたりしながら
時間の経過も気にならない 緊張と興奮の三時間強でした。
上がっていくガスの中、北穂高岳が姿を現してくれました、感動です。
安全を祈るタルチョーが、はためいています、ここは日本です。
この辺が一番緊張しました。
長谷川ピークを過ぎての下り。
山は恐ろしいばかりではなく、こんなにも美しいものを見せてくれます。
振り返ると、切り立った長谷川ピーク。
飛騨泣きも順調に過ぎ、小屋まであと200mの標識からが長かったなー
14時過ぎには北穂高小屋に無事到着
滝谷・・・・感無量です。
歩いて来た道
小屋は空いているし、クラシックを聴きながらのご飯はおいしく
槍ヶ岳の展望は最高で、本当に素敵な小屋でした。
明日も難路を歩きます。
絶景!
達成感いっぱいですね~
止められない・・
こんな経験をするからです。キッパリ!
登山は、重く苦しく疲れるのに
この絶景を見たくて
また行っちゃうんですよね
今回は単独の若者(イケメン)が多く
びっくり。