9月22日
南アルプス甲斐駒ケ岳のお隣に「鋸岳」があります
M姉さんは「信州百名山」の著者、清水栄一さんがお元気な頃
一緒に登山をされていたそうです。
99座目を数年前に登ってから、最難関の「鋸岳」だけが残っていましたが、
いよいよ・・・挑戦することになりました。
1日目はお昼過ぎに駐車場へ到着。
テントを張ってから、登山道の下見に行きます。
鋸岳への登山道は角兵衛沢の取り付きまで約3時間は河原歩き
おまけに、河原の道はあちこち崩壊していてテープと薄い踏み跡だけが頼り、
明日は暗いうちに歩き出すので下見が必然なのです。
以前は堰堤まで工事用の車が入ったようですが、
今ではあちこち流されて修復は無理そうです。
こんな河原歩きですが、向かって左(右岸)側を歩きます。
しっかり目を凝らしてみると、ほとんど渡渉はしなくてよく
危険なところには何か所か高巻きの道があります。
白岩堰堤まで下見をしましたが、明るくても迷いそうな道です。
さて、前祝も早々に切り上げておやすみなさい。
清水栄一さんは著書の中で鋸岳のことを
イソップの童話「狐とブドウ」に例えていました
酸っぱいブドウに例えられていた「鋸岳」ですが
一体どんな山でしょうか、ドキドキします。
鋸岳は思ったより、大変で
思ったより刺激的な山でした。
そして楽しかったです。
もう行かないかもしれませんが
時が経てば あの稜線を歩いているかも
てくてくねこさん、こんばんは
北沢峠への途中から見える鋸岳、あそこに登った人はまだ知りません。林道からも鹿穴がハッキリ確認できます。餓鬼や鋸には行くな! と言われ、忠告を素直に守っています。