ミルクゴンドラ車を観光列車(?)用に仕立て直す魔改造、1台目がほぼ出来上がった。
「1台目」というのは、2台並行作業をせず、まず1台を先行改造し、それを受けて2台目を作業内容を見直しながら、より簡単に改造しようというもの。
まずは床板。
このままでもいいのだが、ちょっと味気ない。
だからこれを、0.4㎜のプラ板に置き換え、ガンダムマーカーで着色。
テーブルが載る位置を赤茶系で、通路部を緑の濃淡で塗り分け。
ただ出来上がりを見てみると、中央部はともかく、左右の通路部は、ライトグリーン系一色にしてもよかったかもしれない。
車体に載せると、こんな感じ。
このまま屋根なしでも良かったのだが、せっかくテントを買ったんだから、屋根も作りたい。
が、これが一筋縄ではいかない。
何せそのまま車体に載せても、80分の1と150分の1が綺麗に収まるわけはなく、幅はまだしも高さが全然違うのは、前回お見せした通り。しかも、
テントの幅は、ほぼ車体分あるとはいえ、長さではテーブル席の椅子の長さとほぼ同じ。これはテーブル席の脇に支柱スペースがいるという事。
ただテント自体は浮き上がらせて(高さ確保)使わねばならないため、支柱スペースと高さ確保スペースを得るため、側板を利用した。
側板に、エコーモデルの「窓ガラス(半透明)」を利用して貼り合わせ、テントの脚台にしてみた。
2枚重ねでも行けるかと思ったのだが、結果的には3枚重ねする必要に。
高さ的にはちょうどいいが、両サイドの妻面がきっちりしまってないと、わずかな隙間にテントの足が入ってしまい、テント自体が傾いてしまう。
また両サイドにテントを載せた場合、中央の通路部だけが青天井になってしまうのも、ちょっと変。
幸いにもテントは、1箱に4つ入っているため、3つ目のテントを使って、隙間覆いを。
当然テントはこんな接着方法は想定していないので、下の方を合わせたら、上の方には隙間が出来てしまう。が、そんなことは気にせず、屋根としての一体感が出るよう、気を付けて接着。
屋根色はテントのままの白色でもいいのだが、2つ半を一つに合体させた場合、その切れ目が気になる。白だからどんな色でも塗って問題はないのだが、それでもこの切れ目が無くなることはまずない。
そこでこれを使いました。
「クリアカラー」となっているから、半透明だとは思っていたが、切れ目もばっちり映るとは、考えが浅かった、、、。
ただ接着力は結構あるので、テント屋根の一体化には成功。切れ目の部分には、、、そうだ,あのテープを貼ろう!!!(これは未施工)。
写真に写す限り、テントの継ぎ目はあまり気にならないように見えるが、手に取るとやはり気になる。
テント屋根の一体化と、テント支柱の高さ確保方法の見直しが、2台目作業の問題点になるだろうな。
なおテント屋根は固定化せず、着脱式にしています、今のところ、、、。