雪が降っては大変!とばかり週末買いに行った猫屋線。
週明けの月曜日に改めてじっくり吟味するとともに、走行化改造に着手。
バッテリーロコ走行化用には、TM-TR02が必要なのだが、買ってない。
この動力ユニットは、尾小家タイプのDLなどと同じなため、2両とも動力化した尾小屋タイプDLの1両をトレーラー化し、その動力ユニットをバッテリーロコに転用することにした。
小型DLも、バッテリーロコも1両で十分牽引できるので、2両とも動力化するよりは、動力+トレーラーの重連仕様で使うように変更。
トレーラー化するためには、車輪を覆う側板をどちらか1枚外す方が簡単。TT03の車輪なら、そのまま入るし、側板を付けるとしっかりホールドされるので、車輪が外れることもない。
後はダミーの朝顔カプラーに穴をあけて、ピン式カプラーの受けを作るだけ。
ただ1次型ピン式カプラーは、半固定でやはり不便なので、改良型を作ろう。
そして客車。
今回のセットで驚いたのが、この客車の装備品。
まず台車。
イラストから森林鉄道で使われていた運材台車的なつくりはわかったが、簡単に手には取れない。
御覧のように、片側には朝顔形(ダミー)、もう一方にはアーノルドが作り付け。カプラーを外すには、ニッパーでちょん切るしかない。
で、車輪やウエイトを付けるために外そうとすると、
見事に上下分割。ご丁寧にも朝顔形ダミーは、こちらも上下分割。
ハンドブレーキがあるほうは、その台座の部分で台車枠を半固定しているため、何もない方に比べるとまだ分割しずらい。
ウエイトを入れる(吊り下げる)なら、このハンドブレーキ付き台車の方だけ外してつけるほうが、やりやすいかもしれない。
車輪は、KATOのスポーク車輪(長軸)を付けてみたかったのだが、
軸受けには入るのだが、軸受けに切り込みの部分に、車輪軸の切り欠き部分がちょうど収まるので、このままでは車軸が固定されず、簡単に外れてしまう。
鉄コレ製品によくある、台車枠のひずみ(歪み)により、片側は入っても、もう片側は外れてしまう現象が、ここでも見られる。
ただTT03の車輪なら、一応は固定されている感じ。
車輪の抜けが気になる場合は、車輪装着後、台車側の抜けの部分を薄いプラバン等でふたをするしかないか。
しかしそれ以上に驚いたのが、ダミーの朝顔カプラー。
機関車の方は、従来同様だが、客車の方は、「穴」が開いている。
「なぜ」かはわからないが、これをピン式のピンを通すと、
なんとピンが通り、連結できる。特に、ハンドブレーキのついている側にも穴が空いているので、特に加工することなく連結できるのは、ありがたい。
上下分割する台車枠は、取り外した際に接着剤で分割禁止処理し、ついでに車輪を入れた際に切り込み部分に、ふたをする作業をしておけば、問題ないか。
車体の方は、座席の色差し位はやっておきたいな。