発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

物欲仕舞い

2022年12月17日 | 猫屋線(購入)

和田山の模型屋さんへ、今年最後のご訪問。

もちろん目当ては予約した品々。

猫屋線3セットと、足回りパーツが今年最後の購入品。動力は、おとぎ電車用ではなく、一般のキハ・デハ用。

雪が降るまでに手に入れることができるか、不安があった猫屋線の「おとぎ電車(西武山口線)」。何とか初雪が降るまでに手に入れることができた。

「よいお年を」と年末のあいさつも終えて、帰宅。

早速開封。

客車の方は、展望車・密閉車とも、猫屋線シリーズでは初となる客室設備(要は座席)付き。白系の成型色のままなので、ペイントマーカーなどで自由に着色できるはずだが、そのためには屋根を何とかしなくては。

が心配は無用で、ちゃんと上半分は取り外せる(分解できる?)。

だから、このように

上半分だけの交換もできるはずなのだが、これがちょっとややこしい。

何せ上半分を固定するのが、展望車の屋根を支える柱1本1本。展望車の出入り口部にある柱も当然付け替え。これらの柱の付け替えが意外に厄介で、力を入れすぎると柱が崩壊し、入れなければうまく受けに刺さらない。

この作業をするには、「思い付きでサクッと」ではなく、「じっくりと」取り組む必要があるかと。

そして台車。今までの車両より一回り小さく、前後にカプラーが付いている。

森林鉄道で使われていた「運材台車」をイメージしたものらしいが、車輪計が心なしか小さい気がする。

運材台車を利用して、貨車や客車を作る手法は、森林鉄道では当り前のように使われていたみたいで、西武山口線もその手法で客車を作ったみたい。

上の写真で、台車の左右に、床から突起が出ているのが見えるが、あの突起部分にウエイトをはめ、吊るすのが、今までの車両と根本的に違う点。

さらに、持っている「展望ゴンドラ車」との組み合わせを試すと

色は別にして、それほど感じは悪くない。

そして機関車(バッテリーロコ)。

まったく同じ形状のB15とB12だが、hゴムの色が、ピンクが15で、黒が12。

ピンクのhゴムなんて本当にあったのか、わからないけど、とりあえず12と15の違いは表現されている。

このバッテリーロコ、尾小家タイプのDLと比べてみると、

運転室が、圧倒的に小さい。

幅はあるのだが、高さが少し低い。この小さな運転室に、どういう機器配置されていたのか非常に気になる。

足回りは同じ動力ユニットを使うみたいで、そこから見ると、どちらも軽便機関車っぽい。

バッテリーロコは、塗装がちょっと派手かも。

そして改造種車として買ったのが、

今まで「いらんわ」と見向きもしなかった、こいつ。

これだけばらばらにしても使えないのが

この床下。台車は使えるかもしれないが、床下機器や床下は使えそうにない。

この車両は部品取り用としての購入だから、組み立て直すこともせず、バラバラのまま収納。

また貨車が、それも有蓋車が手に入ってしまった。

 


妄想の魔改造。

2022年12月15日 | 猫屋線(改造)

模型屋さんから、12月発売の猫屋線(おとぎ電車)が、17日(土)には店に届くと連絡が。

これからの時期は、もう雪との争い。天気予報(ウエザーニュース)を見ていると、17日は雨で、18日は雪予報。

春・夏・秋の時期なら晴れの日まで待てばいいのだが、雪マークが出ていると、それまでには行かないと、どうなるかわからない。

だから雪マークの出ていない17日には、何とかして行かないと。今年の初雪は18日か?

 

さて先日勢揃いさせた気動車部隊。問題児が出てしまった。

あの自走客車と、電車用に一度は整備した「赤い客車」である。

で、使い方を入れ替えて、自走客車を客車に、「赤い客車」を気動車にしてみたらどうなるか、試してみた。

キハの方は、キハ13の車体にキハ17の顔を付けただけなので、要はオリジナルのキハ17がまたできたみたいなもの。こんなことするぐらいならと思ってしまうが、キハ17が2両ある以上、どうしようもない。

一方客車化する自走客車の方は、ホハフ123(110だったか?)の端面を使っている。

ただ顔を変えたところで、自走客車自体の車体構造(片側1ドア)が変わっていないため、やっぱり変。

でも自走客車の運転席部分に、ドアを付けたら、これは客車として使えるかもしれない。ドアねぇ、、、、。

この4両の再整備は時間かけて考えよう。

今週末には、「おとぎ電車」セットと、最後の(多分)種車セットが手に入るはずだから。

 


再確認

2022年12月12日 | 猫屋線(改造)

いつ出来上がるかわからない「ふらち山軽便鉄道」だが、車両に関しては、かなり充実してきた(改造予定も含めて)。

電車部隊の方はまだまとまっているのだが、ここにきて気動車部隊の方に一抹の不安が。

種車の簡易軌道も手に入ったし、念のための再確認を実施。

これが今までの基本ライン。

動力車とトレーラーのペアだが、赤のキハ13は2両同じもの、またキハ17も2両。バケットカーのキハ8は、ペアを組ませるために無理やり招集したもので、もともとはペアを組まずに単なる増結用として考えていた。

キハ13の2両はともかく、キハ17が2両というのは、考えもの。

このためキハ17の1両は、車体はキハ185と交換、側窓がアルミサッシのキハ17と、木枠のキハ(番号未定)と2種類作ることにした。

意外な発見をしたのが、尾小屋鉄道車。

赤のキハ13と組ませると、あまり違和感がない。

キハ13と比べると、赤の部分が少し濃い点と、その上のクリーム色部分が白色に近い点が違うのだが、赤の部分よりもこの白の部分の違いの方が際立つ感じ。

どちらかに合わせる必要はないかもしれない。

この尾小家のキハ1を、そのままの色で、青編成の増結用に使っても問題はないと見た。

それより問題になるのが、まったく同じ顔のこの2両。

この顔を変えたいがために、簡易軌道に手を出した。

側面アルミサッシ、つまりオリジナルのキハ17の方の顔を、簡易軌道仕様に変更。

同じ湘南顔でも、3つ目の影響もあって、印象がかなり変わる。

当然顔部分の色は代えて、左側のキハと同じ色にする予定なので、塗装の点でも2両ペアを組ませても違和感は少ないはず。

なおキハ17の顔パーツのうち1両分は、運転台を取り付けているのでこちらを利用し、あとの1両分は、

簡易軌道の車体と合わせ、廃車予定。

ただそうすると、バケットカーキハ8はいよいよ外せなくなるので、尾小屋のキハ1と合わせて、右3両でのペアは今一度考えよう。そういえば、下津井のバケットカーがたくさんあるんだ、、、。

そして今まであえて出してこなかったこのキハ184、やっぱりこれは電車にしよう!

電車化改造など車両をいじくる前に、

もう少しこの機関庫をドレスアップしようかい!

 

 

 


大阪土産は種車

2022年12月10日 | 猫屋線(購入)

今週の大阪帰り、一か月ぶりなのに母親が家の中で転んで、久しぶりの大騒ぎ。

行きつけの医者でレントゲンをしてもらったら、「胸骨骨折」とな。

医者曰く、程度も軽いので、しばらく痛みは続くが自然治癒で大丈夫とのこと。

入院治療するほどの大事ではなかったのが、せめてもの幸い。

悪の殿堂へは、この前日に行っていたため、何とか土産は買うことができた。

今回は、改造種車の仕入れとナローのストラクチャーパーツ類が欲しかったのだが、成果は、

種車2セット4両とナローパーツ1個。

ナロー関係のパーツ類は、時期的なこともあるのか、完全に品薄状態。以前見たことのある瓦屋根やトタン板は跡形もなかった。

で、種車として選んだ簡易軌道と尾小家鉄道。

両方とも、発売予定が発表された時から「あんなもん、だれが買うねん!?」シリーズだったのだが、結局買ってしまった。

簡易軌道の自走客車を買ったのは、これが軽便キハと同じサイズだったことに、今更ながら気付いたことによる。

イメージとして、簡易軌道の自走客車(キハ)は、軽便鉄道のキハより1周り小さいという先入観(イメージ)をずっと持っていたため、猫屋線でも「一回り小さい」とばかり思っていた。

現に客車は一回り以上小さく、ほかの猫屋線の客車とつなげても、ちょっとした違和感があった。

だから自走客車も、小さいだろうと思い込んでいたのだが、、、。

大阪帰りの前日に知人から悪の電話があり、「自走客車と猫屋線キハは、同じサイズ。だから前面の顔パーツは、入れ替え可能」との情報が。

「顔パーツ」が手に入るのなら、簡易軌道を購入する意味はある。また無蓋貨車(トラ)は、そのまま貨物列車に使えるので、長期在庫が残っている事を念じて殿堂訪問。

顔を見て驚いたのは、ちゃんとワイパー表記がされていること。猫屋線キハがほとんどワイパー表記がなかったので、ちょっと新鮮だ。またライトが3つというのもいい。

尾小家のキハと比べると、その大きさは全く遜色ない。

その尾小家のセット、実はキハ1の車体が欲しかったので買った物。

キハ1の車体自体は、猫屋線第1弾で登場し、悪の殿堂でも長期在庫として長い間並んでいた。

猫屋線のキハシリーズの顔は、このキハ1タイプと、バケットカー(3枚窓)、そして湘南顔の3タイプ。湘南顔は3種類ぐらいあるが、正面窓の大きさが同じなため、似たような感じになってしまう。

第1弾は持ってはいたのだが、無理やりバケットを付けた上に塗装変更の途中の色落としの段階で大失敗し、今や廃車状態。

第1弾がなかったので、それに代わるものとしてチョイス。

ただ第1弾と違うのは、

この台車枠。使うかどうかはわからないが、ちょっと新鮮。

色違いとはいえ、希望の車体が手に入ったので、良しとしよう。

 

そして帰りの大阪メトロ。

「車内の」というより編成1本の中刷り広告が、

M-1の赤一色。

興味ない人間にとっては、目障りなことこの上ない。もう少し、、、。


ドレスアップ(単線機関庫)2

2022年12月03日 | HOナロー(パーツ等)

片側の壁面ができたので、あと3面。

反対側の壁面は、

塗装する際の基本的作業として、パーツそのものが無着色の場合、パーツの段階で着色し組み立てると言う不文律がある。

今回は見事にそれを無視したわけだが、小屋を移設し、面一な壁とした最初の壁と異なり、こちら側は「つっかえ棒」が刺さっている。本当なら、はめ込むだけで取り外せるようにしておけばよかったのだが、何を思ってかボンド付けで固定してしまった。窓枠パーツもやはりボンド付け。しかも窓は4つ。

この小さな建物に、片側に窓4つもいらんやろ、ということで両脇の窓をふさぎ、壁ー窓ー壁ー窓ー壁のおとなしい(?)側面に変えることに。

つっかえ棒の裏側は、本来なら縦棒の柱を付けるべきところだが、固定されたつっかえ棒が邪魔するため、省略。その代わりつっかえ棒の裏側にもきっちりバルサシートをはわせるという変なこだわりも。

そして入り口は、開閉式の扉の取り付けは断念し、代わりにバルサシートに装飾。

ペイントマーカーで黄色に塗り、黒のマジックで斜線を入れ、ゼブラ模様に。

ただ黒線は、どう見ても「マジックなのね」がまるわかり。

そして妻面に移設する小屋は、いろいろ考えたうえで、側面と同じブラウン系で着色。

出入り口の部分と窓枠は、アルミサッシを表現するためにシルバーに、側面はそのままの幅で、バルサを張った工場側壁とほぼ面一になるため、この部分だけは、じかに着色。

そして基礎の立ち上がりと、工場接合部の立ち上がりのために、3ミリ幅の棒材を切り出し着色。

扉部分だけ基礎立ち上がりは途切れる。

最後に作ったのが、工場妻面の、小屋接合部から上の部分。

本来なら1枚物として塗り分けてもよかったが、バルサゆえのしみ込みを考慮すると、塗り分けるよりは別パーツとしそれぞれを黄色とブラウンに塗った。

屋根については、来週大阪帰りする際に、悪の殿堂で物色してみようと思う、ので、今はそのまま。

これをレイアウトに置いてみた。

機関庫入口上部の「安全第一」の看板は、複線車庫にあったステッカー類の中から選んだもの。ただこのあたりのステッカー類も、悪の殿堂で調達できるか確認しないと。

地形もボチボチ考えないと、、、。