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てらまち・ねっと



 ユリノキ。街路樹にも使われ、蜜が多く、養蜂に欠かせないとも聞きます。特に東京都内に多いとか。うちは、畑の一番南に植えています。

(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大)



今年は、じっくり撮りたい     (と思っていました)。
ひとつの花に盃(さかずき)いっぱいぐらいある
とまでいわれる蜜も吸いたいと思っていました。

でも、スズメバチが花をしっかりガード。
花に手をふれるとブゥーン、ブゥーン・・・
ホントに怖かった。

でも、スズメバチは、私が「写真を撮ること」は感知せず。
完全にリークされている、との感(観)。

去年は、ハチがいた記憶はないのに、シャクなこと。
  


   フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
・・・ユリノキ(百合の樹)は、モクレン科ユリノキ属の落葉高木。ごく近縁な種に、中国の揚子江以南に自生するシナユリノキ(L. chinense)があり、これは典型的な隔離分布の例で、大陸移動の生物的証拠であるとされる。
•原産 北アメリカ 中部 (明治初期に渡来)
•5~6月頃、枝先に直径6cmくらいでチューリップに似た形の、付け根近くにオレンジの斑紋のある淡い黄緑色の花を開く。雌蕊が円錐形に集合したものの周囲を、多数の雄蕊が取り囲んでいる。 
•性質 生長が速い。
•材 器具・建築・合板・楽器・ソーダパルプ
•別名  ハンテンボク(葉の形が半纏に似る)   チューリップツリー(花がチューリップに似る)  レンゲボク


やっぱり、芯はモクレンの仲間の風格。
  

  



   日本の母樹は新宿御苑にある 
・・・海外から輸入された多くの樹木がここで育てられ、苗木となって日本各地に広められていきました。したがって、新宿御苑には樹齢100年を越える、巨樹大木の宝庫になっています・・・

縦に伸びてくれると花が観賞できませんから、
うちでは樹の芯をとめて枝を横に広げています。
それでも高い樹。
  


   ある解説
・・・ユリノキはコブシやオガタマノキなどとおなじモクレン科に分類されていますが、ガク、花弁、離生した多数のおしべ、めしべが花床にらせん状に配列しているなど、それなりの共通点はあるものの、一見しただけでは類縁関係がピンときません。一番違うところは、モクレン属やオガタマノキ属では果托に埋まった果実がわれて、中から水分の多い赤い種子が白い糸にぶらさがって出てくるのに対し、ユリノキ属では風散布ができるように翼をもった乾いた果実がらせん状に配列した集合果になっていることです。
 公園などで普通にみかけるユリノキは北アメリカ東南部に自生する樹木ですが、これに極めて近い種類にシナユリノキ(L. chinense)があり、中国の揚子江以南に自生しています・・・



開花のステージ(いろんな段階の花を抜き出しました)
つぼみの元の方に見えるオレンジが、少しずつ増えます。
  

  


  

  
温帯の日本とは異質な雰囲気の
黄色の花弁に配色する鮮やかなオレンジ。
この熱帯を思わせるような品格は独特。



ほぼ開き切った同じ花を横から見るとこんな様子。
下から見ると、どんな様子にみえているかなぁ。。。
  



ハチを呼ぶユリノキの蜜。スズメバチがたくさん。
蜜を私には分けてくれません。

  (左) 基部にオレンジの見えていないツボミをカッターナイフでスパッと切ってみると・・・
    蜜は無い。
 (右) 基部にオレンジの見えたツボミをカッターナイフで切ってみると・・・
    切ると同時に、蜜が数滴こぼれ落ちてきました。
 もちろん、その指をなめました。


 蜜のあった花の方の雌しべをはずして横におきました。

 ビッシリの雄しべ


 オレンジのところに液体風に見える蜜(分かるかなぁ)



開いたばかりのどの花にもスズメバチ。
このころ、花床にたっぷりであろう蜜を、私には分けてくれない。
  

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