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てらまち・ねっと



 このところ生活保護費の不正受給での逮捕者が続いている。
 何か、最近のネットの「なりすまし」での自白強要事件の流れをかえ、捜査当局や警察の面目を保ちたいとでもしているようにも映る。
 ・・それは、冗談としても・・・

 最低限の生活の保障をしようという生活保護制度を悪用するのは最低。その意味で基本的には「逮捕」は是認。 
 「貧困ビジネス」などもダメ。

 とはいえ、中には、福岡の逮捕のケースのうちの

    「消費者金融から払い過ぎていた借金の利息分826万円の返還を受け、保護費の受給対象ではなくなったのに、
     その収入を区役所に届けず、昨年9月までの7回にわたり、計67万円の保護費を不正に受給した疑い。」

 というのは、過去の多重債務もあったろう・・・と思うと別の問題もありそう。

 ところで、厚労省のデータでは
    「06年に実施した前回調査では母子家庭7 件9.6%、父子家庭0.5%だった。
     11年調査では母子家庭の14.4%、父子家庭の8.0%だった。」

 今日はそんなところを記録。


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 ●生活保護制度   厚生労働省 ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 福祉・介護 > 生活保護・福祉一般 > 生活保護制度
資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する方に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、その自立を助長する制度です。(支給される保護費は、地域や世帯の状況によって異なります。)

制度の趣旨
生活保護制度は、生活に困窮する方に対し、その困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活を保障するとともに、自立を助長することを目的としています。
・・・


 ●生活保護          ウィキペディア から
生活保護法第一条にあるように、日本国憲法第二十五条に規定する理念に基き、国が生活に困窮するすべての国民に対し、その困窮の程度に応じ、必要な保護を行い、その最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することを目的とする制度である[2]。

受給者数は、200万人を超えていた第二次世界大戦後の混乱期をピークに高度経済成長に伴って次第に減少、1995年(平成7年)には約88万人にまで減っていた[3]。しかしながらその後は景気悪化から増加に転じ、1999年(平成11年)には100万人を突破、東日本大震災が起きた2011年(平成23年)には半世紀ぶりに200万人を突破し[3]、2012年(平成24年)7月には過去最多の212万4669人を記録している。

受給者数の増加に伴い、生活保護の支給総額は2001年(平成13年)度に2兆円、2009年(平成21年)度には3兆円を突破した[3]。2012年(平成24年)度の支給額は、3兆7000億円を超える見通しであり、国や地方自治体にとって膨大な財政負担となっている。全国市町村会議は、生活保護の維持費用は本来ならば国家事業であるべきだとして、政府に全ての支出を代替するように訴えている。
・・・


●預金残高3400万円!なのに生活保護を不正受給… 容疑で無職男を逮捕
        産経 2012.11.1 17:40
 十分な預金があるのに生活保護費など計約205万円を不正受給したとして、警視庁町田署は1日、詐欺容疑で、埼玉県川口市並木、無職、原正明容疑者(42)を逮捕した。同署によると、容疑を否認している。

 原容疑者は、別居する両親名義の銀行口座を複数所有し、残高は計約3400万円あった。「口座は借金の返済に使っており、カネは両親のものだ」などと供述しているが、両親は口座の存在を知らなかったという。

 逮捕容疑は、平成21年12月~今年3月、実際には受給資格がないのに、東京都町田市の福祉事務所に生活保護申請書を提出するなどして、生活保護費や医療費計約205万円をだまし取ったとしている。

 原容疑者は当時、同市内に住民票があったが、居住実態がほとんどないことを不審に思った同市が警視庁に相談。9月に告訴していた。
 同署は、原容疑者は都内の別の自治体でも生活保護を申請し、不正受給していた可能性があるとみて調べている。

●貯金3400万円でも生活保護=詐欺容疑で42歳男を逮捕-警視庁
           時事 (2012/11/01-16:13)>
 約3400万円の預貯金があることを隠し、生活保護費を受給していたとして、警視庁町田署は1日、詐欺容疑で、埼玉県川口市並木、無職原正明容疑者(42)を逮捕した。容疑を否認しているという。
 同署によると、原容疑者は両親名義で東京都内の銀行などに複数の口座を持ち、残高は計約3400万円あるという。
 両親は口座の存在を知らないと話しており、同署は同容疑者が資産を隠すため、無断で両親名義の口座を開設したとみている。

 逮捕容疑は2009年12月~12年3月、実際には預貯金を持ち、受給資格がないにもかかわらず、当時住民票があった東京都町田市から15回にわたり、計約191万円の生活保護費をだまし取るなどした疑い。
 居住実態がないことなどから不審に思った同市は支給を打ち切り、同署に相談した。

●「ぜいたくできなくなる」保護費不正受給で男女逮捕 大阪
       産経 2012.10.26 23:26
 同居する内縁の夫の収入を申告せず、生活保護費約350万円を不正受給したとして、大阪府警守口署などは26日、詐欺容疑で、同府守口市藤田町の無職、信原恵(37)=大麻取締法違反罪で起訴=と、内縁の夫の谷田富久男(46)=同=の両被告を逮捕したと発表した。いずれも「ぜいたくな生活ができなくなるのが嫌だった」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は平成23年9月~今年9月、谷田容疑者がトラック運転手として得ていた月額23万円の収入を守口市に申告せず、信原容疑者と子供3人の計4人分の保護費約350万円を詐取したとしている。

 同署によると、2人は20年ごろから同居を開始。保護費は月に7~25万円を受給していたが「半分以上はパチンコ代に消えた」と供述しているという。

 同署が9月に大麻取締法違反(所持)容疑で2人を現行犯逮捕。捜査の過程で不正受給が発覚した。

●車3台持つ生活保護男、市職員に「手投げ弾を」
            (2012年11月1日13時01分 読売新聞)
 生活保護を受けているのに車を所有しているのを見つけた福岡市職員を脅したとして、東署は31日、同市東区香椎1、無職北嶋利弘容疑者(73)を暴力行為等処罰法違反容疑で逮捕した。

 発表によると、北嶋容疑者は2月15日午後、同区千早5の路上などで、同区役所の職員(24)に「車のことを誰かに話したら、お前の家を突き止めて殺すぞ」「職場に手投げ弾を投げ込めば皆死ぬやろ」などと言って脅した疑い。職員は数日前に生活保護受給者の調査中に車を目撃していた。「職員に報告しないよう頼んだが、脅した覚えはない」と否認している。

 市などによると、生活保護受給者は車の所有を原則認められていない。
北嶋容疑者は、2001年から月約17万円を受給しているが、高級車を含む乗用車3台(計約820万円相当)を所有しているという。

●脅迫:福岡市職員を脅迫、容疑で男を逮捕 車3台所有し生活保護受給 /福岡
          毎日新聞 2012年11月01日 
 福岡市職員を脅迫したとして、東署は31日、東区香椎1の無職、北嶋利弘容疑者(73)を暴力行為等処罰法違反容疑で逮捕した。同署によると、同容疑者は高級車などを3台所有しながら生活保護を受給しており、事実の発覚を恐れ脅したという。

 逮捕容疑は今年2月15日、東区の路上で市の女性職員(24)に「車のことを誰かに話せば殺すぞ」「俺が命令すれば暴力団が動くぞ」などと脅迫したとしている。「お願いしただけ」と容疑を否認しているという。

 同署によると、北嶋容疑者は車3台(計約820万円相当)を所有。
 生活保護を受給している別の家族が車に乗っているのを市職員が目撃。市が資産状況などを訪問調査していた。

●生活保護不正受給:詐欺容疑で政治団体代表を逮捕−−県警 /福井
             毎日新聞 2012年11月01日
 貯蓄があるのに生活保護を不正に受給していたとして、県警公安課は31日、永平寺町松岡志比堺、政治団体「日本塾」代表、日本国王(ひのもとくにお)こと清水国王(しんすいこくおう)容疑者(66)を詐欺容疑で逮捕した。容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は10年7月〜11年2月、居住していた福井市から、生活扶助として約67万円を不正に受け、医療扶助として医療費約238万円の支払いを不正に免れた、としている。

 同課によると、清水容疑者は08年9月から11年2月まで生活保護を受けていた。
 今年に入り、10年6月に約1000万円を銀行口座に入金していたことが判明。生活保護申請時の銀行口座とは違う名義の口座だったため、市は見抜けなかったという。

 清水容疑者は11年12月の福井市長選で、一度は供託金100万円を支払い立候補を届け出たが、直後に立候補を取り消している。【山衛守剛】

●収入隠し生活保護費240万円不正受給 大阪
          産経 2012.11.1 02:10
 収入があることを隠して生活保護費約240万円を不正受給したとして、大正署は31日、詐欺容疑で大阪市大正区三軒家西の派遣社員、原田和俊容疑者(55)を逮捕した。調べに対し「間違いない」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は平成21年10月~22年12月ごろ、運送会社の運転手として約370万円の収入があったにもかかわらず、同市に申告せず、保護費約240万円を不正に受け取ったとしている。

●「組員」隠し生活保護費を不正受給 500万円詐取容疑で逮捕
        産経 2012.10.29 16:55
 暴力団組員であることを隠し、生活保護費約500万円を不正に受給したとして、警視庁大森署は、詐欺の疑いで、指定暴力団山口組系組員、高橋勝容疑者(48)=横浜市戸塚区原宿=を逮捕した。同署によると、「ヤクザではない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は、平成23年2月~今年9月の計30回にわたり、暴力団員であることを隠して生活保護を申請し、横浜市の福祉事務所から計約500万円をだまし取ったとしている。

 情報提供が同署に寄せられ、捜査していた。

 厚生労働省によると、生活保護法では保護を要する状態にある全ての国民は、社会的身分に区別なく生活保護を受給できると定められている。しかし、暴力団組員については、本来なら就労できる状態にあることや、福祉事務所が申請者の収入を調べることが困難であることなどから、基本的には申請を却下するよう各自治体に通知している。

●生活保護不正疑い夫婦逮捕、過払い返還収入届けず
        (2012年11月1日 読売新聞)
 生活保護費を不正に受給したとして、福岡県警門司署は1日、北九州市門司区東本町2、無職熊谷広三(61)、妻の芳子(59)両容疑者を詐欺容疑で逮捕した。

 発表によると、2人は生活保護費を詐取しようと計画。熊谷容疑者が2010年10月から昨年4月までに、消費者金融から払い過ぎていた借金の利息分826万円の返還を受け、保護費の受給対象ではなくなったのに、その収入を区役所に届けず、昨年9月までの7回にわたり、計67万円の保護費を不正に受給した疑い。

 2人は10年7月から保護費を受給していたが、区役所の調査で2人に多額の収入があることが発覚し、今年2月に被害届を出していた。2人は「不正受給をした覚えはない」などと否認しているという。


●生活保護を二重受給の疑い記事を印刷する
         日刊スポーツ [2012年10月25日14時34分]
 他人に成り済まし大阪市から生活保護費を受給したとして、大阪府警城東署は25日、詐欺の疑いで同府枚方市、無職浜野修容疑者(65)を逮捕した。同署によると、自分名義で枚方市からも生活保護10+ 件を受けていた。

 城東署によると、浜野容疑者は2007年4月から枚方市で生活保護費を受給。
10年6月ごろ、別の男性の住民基本台帳カードを持って大阪市立更生相談所に生活保護を申請した。同年7月、大阪市城東区に住宅を借りたことを区役所に届け、生活保護費を二重に受け取っていた。

 城東区役所によると、住基カードの写真は浜野容疑者が写っており「見破りようがなかった」と説明している。担当職員は数回、城東区の住宅を訪れ、浜野容疑者に面談して生活実態も確認していた。今年8月、区役所に「別人ではないか」と匿名の通報があり、発覚した。

 逮捕容疑は、大阪市に他人名義で生活保護を申請し、10年7月~今年7月、計約340万円を不正受給した疑い。

 城東署は名義を使われた男性が経緯を知っているとみて調べている。(共同)

●母子家庭14%、父子家庭8%が生活保護受給
        .j-cast. 2012/9/ 8 13:03
母子家庭の14.4%、父子家庭の8.0%が生活保護を受給していることが、厚生労働省が2012年9月7日に発表した「平成23年度全国母子世帯等調査の結果」でわかった。
06年に実施した前回調査では母子家庭9.6%、父子家庭0.5%だった。

「働いている」と答えた割合は、母子家庭が前回調査から約4ポイント低い80.6%、父子家庭が約6ポイント低い91.3%だったが、
  平均年間収入は母子家庭が約80万円高い291万円、父子家庭が約30万円高い455万円だった。

調査は11年11月1日、無作為に抽出した全国の母子家庭2257世帯、父子家庭785世帯、養育者家庭128世帯を対象に行われ、母子家庭1648世帯、父子家庭561世帯、養育者家庭102世帯から回答を得た。



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