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てらまち・ねっと



 昨日の嘉田知事の新党発表、興味をもって今朝の報道やニュースを見た。
 そんな中から、いくつかを記録。
 
 いくつかが合流を表明。
 歓迎ムードが多い。

 とはいえ、「ほんとう?」と思ったのは
   (スポーツ報知)みんなの党も共闘を模索している。

 ともかく、南日本新聞の指摘は大事。
 
 「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」(脱原発)、「国民の生活が第一・・・両党とも維新の会との連携を模索して、拒否されている。このままでは選挙戦で存在感を示せない。そこで今度は嘉田氏を「新鮮な顔」として担ぐ思惑だけで合流するのだとすれば、単なる生き残り策にすぎない。

 毎日新聞は、 「私は女性と子供優先。維新と連携できる部分もある。この先、比例名簿方式などで調整できるだろう。」と発言した要旨にふれている。
 
 明日29日は都知事選の告示日。
 来週は衆議院選公示。しばらくはそんな雰囲気か。

 ・・・・・こちらは、今日が12月議会の開会日。
    明日の12時が一般質問の通告期限。それが済むまでは、集中。

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●12年末・この国を選ぶ:嘉田・滋賀県知事が新党 「卒原発で希望発信」
       毎日新聞 2012年11月28日 
 ◇デモ参加者ら期待 準備不足は否めず
 新党「日本未来の党」の結党の意向を明らかにした滋賀県の嘉田由紀子知事(62)。記者会見の会場には大津市内の琵琶湖を望むホテルを選び「原発から卒業できる道を示さなければならない。世界、地球、未来に希望を発信したい」と気勢をあげた。一方で肝心の候補者選びや他党との連携など、曖昧な部分もあった。【稲垣淳、加藤明子、村山豪】

 会見で嘉田知事は100人以上の報道陣を前に「経済性だけで原子力政策を推進することは国家としての品格を失う」とする「びわこ宣言」を読み上げた。
賛同者として▽京セラの稲盛和夫名誉会長▽ミュージシャンの坂本龍一氏▽俳優の菅原文太氏▽ジャーナリストの鳥越俊太郎氏▽脳科学者の茂木健一郎氏−−の5人を挙げた。

 日本維新の会の橋下徹代表代行(大阪市長)から26日に「原発問題、徹底して論戦しましょう。論戦、切磋琢磨(せっさたくま)こそが日本のためになります。僕らは次世代への捨て石になりましょう」とするメールを受け取ったことも明かした。橋下氏について「道州制などでは意見が異なる」と述べる一方で「県の政策を確実に遂行するには国政に関わらざるを得ないという立場は同じ」と理解を示したが、同席した橋下氏の元ブレーン、飯田哲也(てつなり)氏は維新の会について「石原(慎太郎・維新の会代表)さんは『原発ゼロを目指さない』と明言している」と批判した。

 候補者や他党との連携について嘉田知事は「『この指止まれ』式です。昨日(26日)、急に新聞記事が出て、こちらが準備できないうちに今日を迎えた」と釈明。
会見後、結党の最終判断は27日朝だったことを明かした。飯田氏が「ここまで来たら後退はない」「突っ込もう」とメールを送ってきたという。
    ◇
 27日、東京都千代田区の経団連会館前で原発への抗議活動に参加していた足立区のアルバイト、田島邦太郎さん(28)は「『脱原発』を目指す政党が団結すれば世間の注目が集まりやすい」と話した。
千葉県鎌ケ谷市の男性会社員(47)は「小沢(一郎)さんが加わることに不安はない。反原発を訴える政党がまとまり、投票先に迷うことがなくなった」。
東京都八王子市の主婦(56)は「あまり政治家を信用していないので過剰な期待はしていない。主張を変えないか見守りたい」と語った。【水戸健一】

 ◇環境社会学者から転身 ダム建設反対では橋下氏と協調
嘉田氏は京都大農学部在学中、同大探検部で当時異例の女性部員として活動。
卒業後は琵琶湖を研究する環境社会学者として湖周辺をくまなく歩いた。
大学教授だった06年、東海道新幹線の新駅の建設凍結などを訴え滋賀県知事選に出馬。
当選後、新駅凍結方針に自民党の森喜朗元首相が「女の人だな、やっぱり狭い」と発言したと報じられた時に「女性蔑視だと言うのは控えたい。問題の本質は財政問題」と大人の対応をしたことが話題になった。
大型公共工事に批判的で、08年には国が進めていた大戸川ダム建設に対し、大阪府知事だった橋下徹氏らと反対を表明。
原発批判でも橋下氏と歩調を合わせていたが、日本維新の会が太陽の党と合流した際は「仲間を失った感じ」と語った。
【長谷川豊】

●嘉田新党に小沢氏合流 「日本未来の党」旗揚げ
           (2012年11月28日06時03分 スポーツ報知)
新党「日本未来の党」の結成を表明した滋賀県の嘉田由紀子知事(右)と飯田哲也氏 滋賀県の嘉田由紀子知事(62)は27日、大津市内で会見を開き、衆院選に向けた新党「日本未来の党」を設立し、自身は知事職のまま代表に就くことを発表した。「卒原発」を前面に打ち出して国政に進出する嘉田氏に対し、「国民の生活が第一」の小沢一郎代表(70)が呼応。「合流して一緒に選挙を戦う」と、生活の解党→合流を決めた。「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」も合流方針を確認。「みどりの風」も連携を決定するなど、共闘の輪が一気に加速した。

 雄大な琵琶湖を背にした会見場で嘉田氏は「琵琶湖は若狭地域にある原発から30キロ圏内。知事として守りたいという思いから」と、国政進出への経緯を説明。原発ゼロを目指す「卒原発」など6つの軸の政策「びわこ宣言」を発表した。

 宣言に賛同を表明した著名人リストも公開され、音楽家・坂本龍一(60)、俳優業引退をほのめかした菅原文太(79)ら5人が連名。菅原は「日本のメルケルになってください」と、ドイツの女性首相アンゲラ・メルケル(58)の名を挙げ、激励メッセージを送った。

 だが、嘉田氏自身は出馬せず、代表代行に就任する大阪市特別顧問の環境学者・飯田哲也氏(53)も「白紙」とした。擁立候補者も決まっておらず、12月4日の公示までに国会議員5人以上という政党要件クリアも既成政党頼りだったが、連携の輪は急速に拡大した。

 文書での呼び掛けを受け、生活の小沢氏はすぐさま反応。「日本未来の党と合流し、一緒に選挙を戦うことを決めた」と、解党→合流を決定した。生活は、前週の24日から選挙用ポスターの作製をいったんストップさせており、剛腕でならした小沢氏が、“電撃合体”へ向けて水面下で調整していたとの見方もある。合流後は嘉田氏から小沢氏への代表交代もあり得そうだ。

 また、「脱原発」も合流方針を決定。
「みどりの風」も、参院議員4人で党は存続させるが、前衆院議員3人で「一緒に戦う」と連携を決定。
みんなの党も共闘を模索している。

 だが、維新だけは蚊帳の外だ。嘉田氏は会見で「大都市(大阪)と田舎ということと、(維新が)多様な社会状況を反映していない点で違いがある」と説明した。

 一方、維新の代表代行・橋下徹大阪市長(43)は、新党誕生にこの日、「脱原発のグループは、ある意味で非常に危険だ。鳩山由紀夫元首相が米軍普天間飛行場の県外移設を言ったのと同じ。言うのは簡単だが、できなかった」「彼らがどれだけ高い目標を掲げようと絶対に実現できない。実行した経験がないからだ」と発言。警戒心をあらわにした。脱原発を合言葉に、琵琶湖から名乗りを上げた“嘉田新党”に小沢氏らが加わり、新たな台風の目になる可能性も出てきた。

 ◆嘉田 由紀子(かだ・ゆきこ)1950年5月18日、埼玉県本庄市生まれ。62歳。
京大農学部から米ウィスコンシン大大学院、京大大学院を経て、81年に滋賀県庁に入庁。
琵琶湖研究所の所員として、琵琶湖の水環境の研究にあたる。2000年から京都精華大教授を務め、06年、新幹線新駅建設中止を掲げて滋賀県知事選に初当選。
全国5人目の女性知事となり、10年の知事選で再選を果たした。


●「生活」「脱原発」合流
        東京 2012年11月28日
 嘉田由紀子滋賀県知事の新党「日本未来の党」結党を受け、国民の生活が第一は二十七日夕、党本部で小沢一郎代表らが常任幹事会を開き、全員が未来の党に合流することを決めた
。生活は、消費税増税に反対して民主党を離党した議員らが七月に結党した。

 小沢氏は合流決定後、嘉田氏が第三極の結集軸として掲げた「卒原発」などについて記者団に「私どもと共通した政策、主張だ」と評価。「一緒に選挙を戦うことを決めた」と述べた。

 減税日本・反TPP・脱原発を実現する党も同日夜、河村たかし名古屋市長、山田正彦元農相の両共同代表、亀井静香幹事長が都内で会談。河村氏は会談後、記者団に「(未来の党への)合流を決めた」と明言した。

 みどりの風は同日、谷岡郁子共同代表ら所属議員七人が都内で断続的に対応を協議。参院議員四人は残留して党を存続させ、前衆院議員三人は未来の党に合流することを決めた。みどりの風として未来の党と連携していく方針も確認した。


 社民党に離党届を提出した阿部知子前衆院議員は同日の神奈川県藤沢市で記者会見し、未来の党への参加を表明。「卒原発」について「思いは一緒。合流したい」と述べた。

 未来の党が政党になった場合、衆院選の立候補者は百人を超える見通しになった。

●[脱原発結集] 生き残り策にはするな
      南日本 ( 11/28 付 )
 滋賀県の嘉田由紀子知事が、全原発廃炉を掲げた新党「日本未来の党」の結成を表明した。衆院選の公示が1週間後に迫った時期での、慌ただしい旗揚げである。

 次の総選挙は東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後、初めて本格的に民意を問う機会でもある。原発事故を受けたエネルギー政策の国民的議論では、「原発ゼロ」の支持率が最も高かった。

 しかし、脱原発の時期や実現可能性になると世論は割れ、民主、自民両党なども原発の将来像を明確に描き切れていない。

 避難者はまだ32万人を超え、原発事故は収束作業が続く。こうした厳しい現実を踏まえ、段階的に原発依存から脱却する「卒原発」を持論としている嘉田氏が、一石を投じた心情は理解できる。

 政党の方針が曖昧なままでは、エネルギー政策の混迷は選挙後も続くことになりかねない。与野党とも工程表などの具体策を示した上で、議論を深めるべきだ。

 嘉田氏は関西電力大飯原発の再稼働問題で、日本維新の会を率いる橋下徹大阪市長とともに慎重な立場だった。だが、再稼働を受け入れざるを得ず、維新の会は「2030年代までの原発全廃」を棚上げして太陽の党と合流した。

 その落胆が今回の新党結成につながったと指摘される。嘉田氏は歌手の加藤登紀子氏ら脱原発の市民運動に取り組む著名人に協力を要請した。市民も参加した反原発運動を目指しているのだろう。

 当面注目されるのは、脱原発を旗印にした勢力の結集につながるかどうかだ。

 既成政党不信の受け皿として衆院選での躍進も予想される第三極は、これまで維新の会が主導権を握ってきた。「嘉田新党」が新たな軸になる可能性はある。

 実際、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」(脱原発)の亀井静香幹事長は合流に意欲を示していたし、「国民の生活が第一」の小沢一郎代表も参加要請があれば応じる姿勢だった。

 ただ、両党とも維新の会との連携を模索して、拒否されている。このままでは選挙戦で存在感を示せない。そこで今度は嘉田氏を「新鮮な顔」として担ぐ思惑だけで合流するのだとすれば、単なる生き残り策にすぎない。


 政策が一致しない合流は野合である。国政の課題は原発だけでなく、経済の再生や外交・安全保障など多岐にわたる。急ごしらえの新党でも、それぞれの方針は有権者に明確にしておくべきだ。

●日本未来の党に、生活・脱原発・みどりの風の一部が合流へ
      FNN (11/28 06:23)
滋賀県の嘉田知事が設立を表明した「日本未来の党」について、「国民の生活が第一」と「減税日本・反TPP(環太平洋経済連携協定)・脱原発を実現する党」、そして「みどりの風」の一部が合流する方針を決めた。
国民の生活が第一の小沢代表は「ともに合流して、選挙戦を戦おうということになりました」と述べた。

また、減税日本・反TPP・脱原発を実現する党の山田共同代表は「(日本)未来の党に、わたしどもも合流する」と述べた。

国民の生活が第一の小沢代表は27日夜、減税日本・反TPP・脱原発を実現する党の山田共同代表と党本部で会談し、嘉田知事が「卒原発」などを結集軸に設立する日本未来の党に両党が合流する方針を確認した。
みどりの風の谷岡共同代表は「みどりの風の衆議院候補は、『未来』に入る形で戦います」と述べた。

また、みどりの風は、前衆議院議員3人の合流を決定する一方、参議院議員4人は合流せず、みどりの風を存続させる考えを示した。

自民党の安倍総裁は、日本未来の党について、「選挙に勝つだけのための政党では、政治の信頼を失わせることにつながる」と指摘した。
自民党の安倍総裁は「(衆院選の)そんな寸前になって、果たして政策の調整等ができるのか」と述べた。

●2012衆院選:嘉田新党結党 嘉田知事の発言(要旨)
     毎日新聞 2012年11月28日
 嘉田由紀子滋賀県知事が結成した新党「日本未来の党」に関して、嘉田氏の27日の発言要旨は次の通り。

 <新党結成>
 日本中に将来への不安や政治不信が渦巻いている。準備不足はあるが、不信を信頼へ、失望を希望に変えなければならない。国民の「本当の第三極を作ってほしい」の声に応えて新しい党をつくる。3.11(の東日本大震災)が大きなきっかけだ。このままでは日本は国としての品格を失ってしまう。福島の原発事故が終わっていない。確実に原発から卒業できる道を示さねばならない。一番の悩みは、知事と国政の両立ができるのかどうか。

 <候補者擁立>
 まだ県の政党と話をしていないし、日もないので、小選挙区で立てることは考えていない。立ちたいという方を拒否しない。場合によっては(公示の)12月4日の前日ということもあり得る。国会議員から参加したいという声はない。

 <選挙協力>
 他党との連携は、すべての方に呼びかける。政党、個人ともに、「この指止まれ」式だ。賛同者の確認ができていないが、自治体の首長からも声をかけてもらっている。

 昨日、橋下徹大阪市長から応援メールをもらった。「絶対に党首を引き受けるべきです。次はない。原発問題を徹底して論戦しましょう。嘉田さんが立てば、大いにエネルギー問題が争点化される。僕らは次世代への捨て石になりましょう」と。私と橋下さんは道州制などでは意見が異なるが、県の政策を確実に遂行するためには国政にかかわらざるを得ないという立場は同じだ。維新の会について、脱官僚、脱原発は同じ。違いは2点で、橋下さんは大都会、私は田舎から声を上げている。私は女性と子供優先。維新と連携できる部分もある。この先、比例名簿方式などで調整できるだろう。

 (小沢一郎・国民の生活が第一代表との連携について)小沢さんなり、政党がそういう思いをお持ちなら、それも考えている。



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