消防に関することは時々問題が発生する。消防デジタル無線の談合では、住民監査請求、住民訴訟をした。今は、自治体が業者相手に裁判を起こしたので、こちら原告の住民訴訟は取り下げた。
今後は行政がどんな訴訟進行をするか、例えば、実質的に談合したような安い損害を判決でもらうようなことはさせてはいけないので監視がいる。
いちおう今日は、消防関連の事件を見ておいた。消防協会にかかる事件もあった。
なお、今朝の気温は21度。ウォーキングは快適。昨日7月8日の私のブログへのアクセス情報は「閲覧数7,812 訪問者数1,799」。
●時間外手当を不正受給 函館市消防本部職員数人 17年度/北海道 2019/05/16
●時間外手当、対象職員の7割がウソ申告し不正 函館消防/朝日 6/22
●帳簿に「全員が仮眠」ずさんな管理浮き彫り 函館市消防の不正受給問題/北海道 06/25
●<北海道>函館市消防時間外手当不正受給は2012年ごろから/HTB 7/5
●北海道消防協会職員が不正経理、7000万円を着服/毎日 2019年3月15日
●札幌市消防局が委託費3572万円過大支出 応急手当講習、防災協会に/北海道 05/29
●元職員に9千万円賠償命令 山梨県消防協会の不明金/産経 2019.4.11
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●時間外手当を不正受給 函館市消防本部職員数人 17年度
北海道 05/16
【函館】函館市消防本部(近嵐(ちかあらし)伸幸消防長)の職員少なくとも数人が2017年度、深夜勤務中の出動では支払われない時間外手当を不正に受給していたことが15日、同本部への取材で分かった。深夜勤務中の時間外手当は本来、仮眠(休憩)中の職員が出動した場合に発生。同本部は職員約280人を対象に、関係書類が残っている15年度以降の深夜勤務の状況について調査を進めている。
市に3月29日、「市内の消防署で18年3月まで、夜間勤務時間帯に時間外勤務手当の不正受給があった」という趣旨の匿名の手紙が届いたことで発覚。同本部が勤務関係書類などを調べたところ、17年度中に数人の不正受給があったことを確認した。同本部によると、本部や消防署などには、深夜の災害発生などに備えて職員が待機し、交代で仮眠を取っている。災害発生時に仮眠していた職員が出動すると、少なくとも1人1時間1200円の時間外手当が支給される。
近嵐消防長は「職員が提出する勤務記録の確認が不足していた」と釈明。同本部は「不正受給分については返還を求める」(庶務課)方針で、まずは17年度分の調査結果について近く発表する。(藤山洸一郎)
●時間外手当、対象職員の7割がウソ申告し不正 函館消防
朝日 6/22
北海道函館市消防本部は、2017年度に職員221人がうその申告で時間外勤務手当を請求し、計335万8400円を不正に受給していたと発表した。長年続けられていた可能性もあり、同本部は他年度分も調査して全容を把握したうえで、不正受給者に全額返還を求める方針だ。
同本部によると、不正をしていたのは本部と北消防署、東消防署の職員で、全体の7割近い。本来、時間外手当は仮眠(休憩)中の職員が災害対応などで出動した場合に支払われる。ところが、勤務時間内の出動についても「時間外」をつけて虚偽の申告をした。
市に匿名の告発情報が寄せられ、調べていた。同消防本部は事務書類が残っている15、16年度と18年度についても調査し、「厳正に対処し、再発防止策を講じたい」としている。(阿部浩明)
●帳簿に「全員が仮眠」ずさんな管理浮き彫り 函館市消防の不正受給問題
北海道 06/25
函館市消防本部の消防職員が時間外手当を不正受給した問題で、不正に関わった職員の提出した帳簿が「全員同時に仮眠中だった」という、本来あり得ない内容だったにもかかわらず、署長ら所属長は見過ごしていた。一部の職場では職員が署長印を押印していたとの証言もあり、管理のずさんさが浮き彫りになった。
夜間勤務の職員は本部や消防署、出張所などに詰め、交代で仮眠する。4班の交代制で、夜間は不測の事態に備え、必ず起きている職員を配置しており、どの時間帯も「仮眠」「勤務」の班が必ず混在する。「仮眠」は勤務時間でなく無給のため、災害対応などで出動した際は「時間外勤務」となり、1時間当たり約1200円~約3900円が支給される。「勤務」の職員は勤務時間中のため支給されない。
しかし、問題発覚後の同本部の調査によると、時間外手当を申請するための帳簿「時間外勤務命令簿」が多くのケースで、虚偽の勤務時間が記載され、全員が仮眠中に出動したようになっていた。
●<北海道>函館市消防時間外手当不正受給は2012年ごろから
HTB 7/5(金)
函館市消防本部の職員が時間外手当を不正受給した問題で、消防長らが謝罪し、不正受給は2012年ごろから始まっていたという調査結果を公表しました。
「市民のみなさまの信頼を大きく裏切ったことに対し深くお詫び申し上げます。」
きょう開かれた函館市議会の総務常任委員会で謝罪したのは函館市消防本部のトップ、近嵐信幸消防長らです。この問題は函館市消防本部の職員が勤務時間内にも関わらず夜間の火事の災害出動時に時間外手当を申請するなどして不正に手当を受け取っていたものです。
不正受給は2017年度だけで200人以上、合計およそ336万円に上っています。消防は不適切な申請について、「2012年ごろに管理職の発言を誤解したことから始まったと推測される」とした調査内容を発表しました。
また、支給された手当については記録が残されている2015年度以降は調査に基づいて全額返還するとしていますが、それ以前については関係機関と協議していきたいと答えるにとどまりました。消防は今年9月末にも調査結果を発表し、関係者の処分も検討するということです。
●北海道消防協会職員が不正経理、7000万円を着服
毎日 2019年3月15日
消防団員や消防職員でつくる公益財団法人「北海道消防協会」(札幌市、平井勇光会長)は15日、経理担当の40代の男性職員が協会の銀行口座から約7000万円を引き出し、着服していたと発表した。金額は膨らむ可能性があり、引き続き調べる。協会は職員の懲戒免職処分を決め、近く刑事告発する方針。
協会によると、この職員の事務処理に不適切な部分…・・・(以下、略)・・・
●札幌市消防局が委託費3572万円過大支出 応急手当講習、防災協会に
北海道 05/29
札幌市消防局は28日、市の出資団体の公益財団法人札幌市防災協会に、2017、18年度の2年間、市民対象の応急手当て講習の委託費計約3572万円を過大に支払っていたと発表した。18年度分は市消防局と市防災協会の担当者が実施回数を水増しする不正もしていた。同協会は市消防局に全額を返還する。
市消防局は市防災協会に対し、応急手当ての普及を目指す講習会の開催費用として17、18年度に、年671回分として年約4千万円を支払った。だが、小中高向けの講習が授業数の確保などの問題で低迷し、17年度は434回、18年度は339回と、契約回数を大幅に下回った。契約上は未実施分は委託料から減額できるが、返還を怠っていた。
また、18年度分については、当時の市消防局と市防災協会の担当職員が、一部の講習の回数を、実際に行った回数ではなく、「4時間の講習なら4回」など時間数で算定する方法に変更。適正な手続きを踏まずに口頭のみでやりとりし、年486回に水増ししていた。
今年4月の市消防局職員の担当替えで、過大支払いや水増しが発覚。市消防局の山本暢宏・救急担当部長は同日の会見で「職員の契約に対する知識が著しく欠けていた」と謝罪。
●元職員に9千万円賠償命令 山梨県消防協会の不明金
産経 2019.4.11
山梨県消防協会の平成13~23年度分の共済金など1億円超が使途不明になった問題で、同協会が元経理担当職員の女性(45)と歴代幹部7人に損害賠償を求めた訴訟の判決で、甲府地裁は11日、女性に請求通り約9300万円の支払いを命じた。他の7人に対する請求は棄却した。
女性は「上司の指示に従って現金を引き出した」と主張していたが、判決理由で峯俊之裁判長は「主張を裏付ける証拠はない。幹部らは不正を容易に認識できず、注意義務も怠っていない」と述べた。
判決によると、女性は経理事務を担当していた13~23年度、送金のため協会の銀行口座から引き出した約1億480万円を送金せず、使途不明になった。
女性は使途不明金のうち約270万円について、業務上横領の罪で逮捕、起訴され、27年12月に甲府地裁で懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を受け、確定した。不明金のうち1100万円余りは弁済している。
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