tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

水浸しの6号線

2011-10-12 22:28:00 | プチ放浪 都会編

 

出発の2日前の夜、仕事帰りにプールで泳いでいたら、更衣室のロッカーに入れていたiPhoneに留守録が入っていた。
何事?と思って、メールを確認すると、
「重要:9月27日カンボジア水害につきまして」
というもの。
豪雨の影響で昨夜大木が倒れたり道路が冠水していて、ほとんどの観光スポットや遺跡には入場ができないらしい。
旅行を取りやめるかどうかという緊急問い合わせだった。

アンコール・ワット、アンコール・トムなどアンコール遺跡群の観光拠点となっているカンボジアのシェムリアップは、東南アジア最大の湖トンレサップ湖の約10キロメートル北東にある。

このトンレサップ湖(大湖)は、自流域の水だけではなく、国際河川メコン川洪水流の一部を逆流で受け、水位が大きく変化し湖面が何倍にも広がる特異な淡水湖だ。
その氾濫作用によって大湖周辺には広大な浸水林(洪水林)が形成され、乾期には湿地となり、多様な生物相(生物多様性)を育くむ陸水圏をなしている。そこには、豊かな自然資源、特に浸水林と漁業資源、に依存する多くの人達が生活を営んでいる。

数日間降り続いた大雨でシェムリアップ川が氾濫。
遺跡の一部は陸の孤島化状態になっており、数日前は町へ帰れない旅行者の救助の為に軍のヘリコプターが救出に迎い約120人を救出したらしい。

もともと、ぼくは遺跡よりも、その土地に住む人々の生活に興味がある。今回の水害で、カンボジアの人々は何を考え、どのような行動をしているのだろうか。。
ぼくは、不謹慎ながらも、妙にわくわくする気持ちを抑えきれずに、計画通り参加の旨、メールに返信をした。


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