エクアドルはスペイン語で「赤道」を意味する赤道直下の国だ。北はコロンビア、南はペルーと国境を接しており、先月、しえとで勧められたガラパゴスコーヒーもエクアドル領になる。
国の中央にアンデス山脈があり、『アマゾンのチェルノブイリ』といわれた、石油による環境汚染をめぐるシェブロンの裁判の判決が、つい先日の10月9日に出たばかり。
30年以上も続いた、死闘の裁判だ。
米シェブロンがアマゾン川流域の環境を破壊したとして、エクアドルの裁判所から罰金190億ドルを科せられ、エクアドルの原告側の取り立ての差し止めを求めたシェブロンの申し立てが米最高裁判所により却下された。石油開発で大量の廃棄物を河川などに投棄。その汚染により現地住民にガンが多発し、シェブロン社を訴えた歴史的な大訴訟だ。
コレア政権によるアマゾンの石油を採掘しないことで地球温暖化を防止するプロジェクト(ヤスニ・プロジェクト)を生み出す一つの契機になった。
悲惨な環境汚染の模様は、『CRUDE(原油)』というドキュメンタリー映画に。
http://www.discas.net/netdvd/dvd/goodsDetail.do?titleID=1475076894
この後、この地域を元の元気な自然環境に戻すには、100年以上かかると言われている。
・・・企業の社会的責任。ひいては文化的生活のつけ。
これからの世界をとらえなおす、指標の一つであることは間違いない。
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