tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

ツバキ@鎌倉

2018-03-23 22:20:09 | 椿 名木・名園



鎌倉散策はいつでも時間との勝負。というのも、鎌倉の古刹・名園は早い時間に閉門してしまう。体力と気力での写真撮影が常。

まずは、鶴岡八幡宮のそばの着物が似合う懐石料理のお店で腹ごしらえ。鎌倉の地野菜はなかなか個性的。農薬を使ってない分、野菜が病害虫から自分の身を守るため、フラボノイド、アルカロイド、植物性エクソダイン、グルコシノレート、青酸配糖体、テルペン類、有毒たんぱく質などなどを、せっせと生産する。
だから、植物の持ってる本来の味なんだろうけど、甘やかされて育てられた野菜を常日頃食べている身にとってなかなか手ごわい味だ。

侘助の名刹・英勝寺から春の日差しの厳しい源氏山公園へ。おしゃれなカフェを探してたむろする若者たちを横目ににらみながら、花の寺・宝戒寺。
疲れた体が欲するスイーツの誘惑を振り切って、観光客がごった返す小町通を抜け江ノ電の長谷、長谷寺へ。そして、夕暮れ間近で人気の途絶えた光則寺。

鎌倉のツバキも、植木職人の手が入り込んだ都会のツバキだ。おそらくは古い昔から、そうした管理で多くの人々を楽しませてきたのだろう。ワビサビの世界に住むツバキたちだ。

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