国内の死亡者数は389名。回復者数は3,374人。死亡率10.3%。
世界の死亡率は217,535/(935,308+217,535)x100=18.9%。
(国内の統計は厚生労働省、海外はJHU CSSEより)
国内の死亡率は引き続き減少中だが、明るい出口はまだ見えていない。自粛要請が連休明けも続くことはほぼ間違いないだろう。
問題は経済をどうするかだ。鉄鋼や化学工業などの重化学工業は、労働コストを下げるための自動化・無人化が進んでいる。その分、労働力はコンビニやスーパーなどのいわゆる客商売の領域へシフト。
感染防止のための接触抑制が続けば、コンビニやスーパーなどでも自動精算機を導入することで、レジの自動化・無人化が進んでいく。そこには、これまで店舗経営を支えていた労働者の視点に立つと、「職が奪われる」という危機感がある。
だがその一方で、テクノジーを進歩させるには多くの人手が必要だ。労働者のエネルギーは今後そうした革新的なシステムの開発に注がれていくべき。もともとそれは、日本の得意とする分野だ。