tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

プロフェッショナル報道のやくめ

2021-05-02 21:01:16 | 日記

変異ウイルスは感染力が強く、「屋外でマスクを付けていても感染が確認される事例の報告が相次いでいる」らしい。

一時、話題となったが、医療用の「n95」マスク。
N95規格とはNIOSH が制定した呼吸器防護具の規格基準であり、N はnot resistant to oil 耐油性なし を表している。95とは塩化ナトリウム(空力学的質量径0.3μm)の捕集効率試験で95%以上捕集することを意味する。すなわち、マスクをちゃんとつけていても、0.3μm以下の粒子の5%は通過してしまう。
医療関係者たちが以前、マスクの跡も痛々しく、顔に真っ赤なマスク跡をつけてテレビの取材に答えていたのは、マスクをぴったりと顔につけ、マスクと顔の隙間からの漏れを防ぐためだ。
眼鏡をかけている人はてきめんにわかるが、眼鏡が曇るのはマスクの装着がゆるく、顔とマスクの隙間から息が漏れるからだ。

空気透過率の低い不繊布のマスクでさえ5%も漏れる。小さな穴が開いているウレタンのマスクならなおさらだ。

それにしても、地震などの天災においての報道はいっぱしに画面の片隅でも、視聴者に危険を告げるものだが、コロナの緊急事態に対してはどうなんだろう。ぼくはテレビを持ってないからわからないが、視聴者に注意を喚起する言葉を常に流し続けるものではないのだろうか?

少なくとも、全国ネットの有料某放送局ではAM、FMともに注意の音声が流れることはない。これで緊急事態の報道がきちんとできていると思っているのだろうか?できないのなら視聴者にお金を返すべきだ。少ななくともプロフェッショナルなら。。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする