きっかけは、ジャンクの世界仕様のナビゲーション:システムにあった北米地図だ。
今なら、スマホで効率的にカーナビができるから、最新のガジェットに強い人はもう不自由なく使いこなしているのだろう。
一昔前の、使いづらいナビゲーションシステムが、追加で入っていた日本よりも、古いアメリカへと誘っている。
旅のきっかけは得てしてこんなものであるのかもしれない。ふとした思い付きが、そしていくつかの偶然が、旅の目的と夢を運んでくる。
おそらく、自由に旅行ができるようになるころは、日本は世界最低の野蛮な国との評価を得ていることだろう。国民の多くのコロナ患者を見殺しにしてまで、金にこだわった国としてだ。
「スーパー・スプレッダー・イベント」。わずかばかりのお金に目がくらみ、五輪相は常軌を逸した。真実を言わないことが自分の保身と輝かしい将来が約束されていると勘違いした結果だ。
世界中が今、後進国日本の姿を見つめている。
パンデミックは我々に、友情や家族、友達、公衆衛生がお金より大切ということを教えてくれているのだが、愚か者にはわからない。それが現実だ。