セナの事故があった問題の第3戦目のサンマリノGPは、史上最悪の週末と呼ばれている。その悪夢は予選からのアクシデントで始まった。予選1日目、ジョーダンのルーベンス・パリチェロがバリアンテ・マルボロコーナーで右に振られてクラッシュ。鼻と胸部・右腕を骨折。そして予選2日目、シムテックのローランド・ラッツウェンバーガーがトサコーナー手前でフロント・ウイングがはずれ、最高速度でウォールにクラッシュ。午後2時15分、搬送先の病院で死亡。セナは事故死した彼に哀悼の意を表するため、翌日の決勝戦においては、彼のマシンのコクピットにラッツェンバーガーの母国オーストリアの国旗を用意していた。恐らく彼は、表彰台(ポディウム)で半旗を掲げるつもりであったのだろう。また、セナはこの予選で、タンブレロ・コーナーの路面の補修状態が悪く凹凸が非常に激しいため、レギュレーション違反で搭載されていたFW16のアクティブ・サスペンションの動作が不安定であり、このため路面の修理状況を大会関係者に問いただしていた。
最新の画像[もっと見る]
「bad news」カテゴリの最新記事
Limit of force comparison
Former Japanese Prime Minister Shinzo Abe passed away following shooting
Because it's a war?
nightmare?:North Korea assumes leadership of top disarmament group
Ukraine collects evidence for war crimes cases
North Korea launches ballistic missile
Present Danger
The Next 'Great Dying' Is Coming for Seafood
Russia cuts off gas supply to Poland and Bulgaria
The bridge on the river kwai
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます