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「京都大原の大原女」「伊豆大島のあんこさん」
働く女性の衣装にスポットをあてた展示会に行ってきた。
三軒茶屋のキャロットタワーで開催中。
大原は若狭湾と京都を結ぶ中継点。昭和30年ごろまで、独特の衣装を着た女性たちが、京の町で薪や炭などを行商していた。紺木綿の着物に友禅の赤いたすき。
その衣装は建礼門院に仕えた阿波内侍(女官)に由来するとも。
一方、「あんこねこ」でおなじみのあんこさん。
古い時代の衣装については記録が残ってないので想像するしかない。
それでも、昭和初期の写真には、観光の島として、そこで働くあんこさんたちの衣装を見ることができる。紺と白の市松模様の木綿の着物にカラフルな色の帯。
ユニフォームではなく、一人ひとり、微妙に着物の柄が異なる。そうやって、おしゃれを楽しんでいたのだろう。新緑の時期が1番きれいに見える。
そういえば、早朝の総武線に、体よりも大きな野菜のかごを持った行商のおばあちゃんたちが乗ってたっけ。師走の野菜の高騰で、新鮮で安い品がそろうおばさんたちの行商は大人気だった。これも、ここ10年ぐらいで、もはや見かけることはなくなった。
行商のおばあちゃんの素朴な笑顔が人をひきつける。人が集えば明日につながる。
都会の人たちは、行商のおばちゃんたちから、新鮮な野菜と元気を分けてもらえてたのだ。顔を合わせて野菜を購入する。そこには、絶対的な食の安心がある。
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