このツアーで強烈な印象として心に残っているのは、ゲストたちから「すごく面白かった」の声を聞き、思わずこぼれたの彼女の笑顔がとてもきれいだったこと。
ツアーと言えども、ほんのわずかな時間だけしか彼女と過ごしていないが、ダイビング・インストラクターとしての彼女の人生が凝縮された瞬間に思えた。
この瞬間を写真に撮ったとき、「撮ったど~」と叫び声をあげたくなるほど、大きな手ごたえを感じていた。
水中のダイバーを被写体とする写真で、大事なことはモデルとのコミュニケーションだろう。彼女とは伊豆の雲見で何度かくっついて潜っているので、息がぴったりと合うというわけではないが、なんとなくお互いの意思の疎通ができているように思う。アイコンタクトだけで撮りたい構図にぴったりと移動してくれる。
陸上に比べて水中では、なおさら相互理解が深まるような気がするのは、ぼくの思い過ごしなのだろうか。
水中では、陸上のライティング理論が使えない。だから、試行錯誤で頑張るしかない。
2日に渡ったダイビングの打ち上げ。スーパー・インストラクターの純平氏に気を使ってか、いつもはマシンガン・トークの彼女だが、こっちが心配になるほど口数が少ない。
このツアー中、彼女は一滴もアルコールを口にすることなく、ひたすらグアバージュースを楽しんでいた。
ダイビングの前の日には禁酒。インストラクターとしてのプロ意識がそうさせるのだ。
打ち上げのこの日、彼女がアルコールを口にしなかったのは、おそらく、ツアーで気を使いすぎて精神的な疲れのピークに達していたためかもしれない。
何が彼女を海に駆り立てているのか・・・。いまだに、よくわからない。
ただ、彼女のダイバーを見るやさしいまなざしを見て気付いたのだが、彼女はダイビングを通じて人とつながりたいと考えているのかもしれない。
すなわち、一方的なガイディングではなく、双方的なコミュニケーションの手段として。
それは、ダイバーの輪を作りたいとか、ダイビングの楽しさを共有するグループがほしいというのではなく、海をいろんな人と共有するためのきっかけをダイビングで作りたいと考えてのことじゃないかと推測している。
彼女に触発されて、ぼくは写真でその手伝いができればと思う。写真でできることはまだまだある・・・と思っている。
この記事のタイトル「THIS IS SHE」は、マイケル・ジャクソンのDVD「THIS IS IT」のパクリだ。
だが前にも触れたが、彼女のすべてを知りえているわけではない。タイトルにするならば、「This is her (way of life)」、あるいは、「This is (the way) She is」
とするのが正解かもしれない。つまりは、かなりの部分に、ぼくの勝手な思い込みがあることを記載しておく。
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雲見を潜ってました!
レス遅れて申し訳ないッ m(_ _)m
「tetujinさん。これ!」
とクラブハウスで呼び止められて、渡された封筒の中身を見ると、なんと、久米島でのボクの写真。
チョー嬉しかったです。ありがとうございます。
無事にいただきました。
いろいろ、お気遣いをありがとうございます。
さすが、姫ちゃんっすね。中也氏が愛した女性以上にステキです♪
ところで、
・・・今日は疲れて限界っす。また、後ほど改めて。。