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子供時代を過ごしたみちのくの田舎では、盆踊りは家の近くのバスターミナルで音質の悪い拡声器から大音響で流れる民謡に合わせて、町内会の婦人たちが踊るそれだった。
踊りの輪に、たまに若いきれいなお姉さんが混ざってたりすると、ちっちゃかったにも拘らず心が騒いだ。盆踊りは大人になるための通過儀式のようにも思えたが、結局は一度も輪に入って踊ることなく、町内会の催しも途絶えて久しくなっていた。
東京では、シーズンになればあちこちで盆踊りが行われるが、このところ目立つのは、徳島から飛び出して、今や夏祭りの代名詞的存在となっている「阿波踊り」と急激に勢力を増し全国を席巻する勢いの「よさこい鳴子踊り」。
四国はややなじみの薄い場所だが、この踊りで存在をアッピールしている。
写真を撮る見方からすると、阿波踊りは個人技と集団美。一方、よさこいは隊列美と一体技。
阿波踊りは踊り手で写真のできが違ってくる。阿波踊りを踊るには体に覚え体の芯まで沁みこませるまでの鍛錬がいるのかもしれない。
よさこいは振り付けや衣装の自由度が高く、踊りも多様化が著しい。多数の人と踊るので、それなりに写真として成立する。
よさこいの魅力は、阿波踊りにはない「土佐の自由」があるかななのだろうか。
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