これまで経験した極寒気温は、アラスカ・フェアバンクスの年末年始。ヒートテックの下着とダウン・ジャケットでなんとかなってた。
ちなみにフェアバンクスの寒い日はマイナス45℃にもなるらしい。↓
https://blog.goo.ne.jp/tetujin282014/e/373d7fd8804bfdf0983aba482bd253b5
じもぴーは水着だし、大丈夫じゃね?とか思ってたけど、モンゴルでは雪がさほど積もらない分、日が落ちてからの放射冷却は半端ない。よく言われるように、夜の戸外で30分もじっとしていると、外気にさらされてる顔がジンジン痛みだす。
ウランバートルなど都市部では、酒に酔っぱらって道路に寝込んでの凍死冬にはたまにあるらしい。
ちなみに、持ってったデジタル温度計は、マイナス30℃を超えたあたりでリチウムイオン電池の起電力が低下、表示しなくなった。あるいは、液晶が凍結してしまったのかもしれない。
通訳のプージェーによると、モンゴルのゲルでは電気がほとんど利用できないから、車のエンジンを温める電気ヒーターなんて使えない。なので、昔は車のエンジンの下で火を燃やしてエンジンを温めスタートさせる。
かつてモンゴルでは、可愛い外観をしているロシア製の車プルゴンが普及していた。燃料噴射制御など難しい電気仕掛けはなかったから、エンジンを直接火で温めても問題なかったわけだ。いや、問題なかったわけではない。時々、エンジンオイルに引火し火を噴くこともあったらしい。
というようなモンゴルの土産話を職場の同僚たちにすると、そんな極寒の世界にわざわざお金を払って身を投じるのは信じられないという。
冬のモンゴルは確かに極寒の地であるけど、どこまでも明るく、人情味に溢れる人々が幸せに暮らしている。
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