ふだん、おじいちゃんのゲルは、おばあちゃん、息子夫婦とその子供たち2人の合計6人。これに長い休みになれば、親戚の男の子メンクバトが加わり7人。
ゲルの室内にはベッドが3つ。入口の反対側にもベッドが置かれて、その両脇に祭壇、および、チェスト。普通のゲルに比べてベッドが一つ多い分、一般的な配置とは違った家具の配置をしている。
そのゲルへ通訳のプージェーを伴ってのホームステイ。いくら何でも総勢9人は多いから、息子さんの奥さんと一人の子供は里帰りしてたのかもしれない。モンゴルの遊牧民は、そんな気遣いをしてくれる人たちだ。今になって、それに気づくのも遅すぎだが( ^ω^)・・・。
さて、3つのベッド。滞在中、どうやって寝たかというと、おじいちゃんは絨毯をしいて床の上、それに倣ってぼくも床の上。客用の入り口から左側のベッドは、ぼくに譲られた通訳のプージェー。普通なら祭壇がある入口の正面のベッドに息子さんと5歳の女の子。台所用品が置いてある入口の右側は、おはあちゃんと孫のメンクバト。
実は保温性の高いゲルの中でストーブに石炭をくべるから、ゲルの上部と下部でかなりの温度差がある。ベッドの高さあたりは20℃に近い温度、床の上はそれよりも5~10℃ぐらい温度が低い。なので、ベッド組はT-シャツ一枚。ふとんからはみ出して寝ていることもある。
一方、床上は冬用の寝袋でちょうどいい温度。寝返りをうってもベッドから落ちる心配ないから、心おきなく動ける。
親戚のメンクバトがいる変則的な寝場所なのだろうけど、ぼくらゲストがいない時はどんな配置で寝ているのだろう。息子さん夫婦が一人ずつ子供と寝るとして、おばあちゃんはメンクバトと。とすれば、おじいちゃんはやっぱり床の上ということ?
男はつらいよだね( ^ω^)・・・。
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