船旅の魅力の一つは、朝焼けから空のグラデーションが美しい薄暮、海に映る月の道などダイナミックな景色を満喫できること。
毛布から腕を突き出してG-Shockの時間を見る。まだ暗い朝、船室の電灯は消灯のままだ。この日は曇りがち。こっそりと毛布から抜け出してお気に入りのデッキへ。
空はまだ明けていない。デッキには潮風に吹かれて抱き合う外国の若いカップルのみ。タイタニックでデカプリオとケイト・ウィンスレットが抱き合ってたシーンを思い出した。・・・なんてロマンチック。。
とか思ってたら、デッキのドアが開いてジャージ姿の若い女。手にはカップラーメン。立ち食いでズルズルやりだした。
これぞ小笠原丸の船旅。インドとか、ベトナムとかを旅してたから、立ち食い女の出現にも驚かない。
彼女にしてみれば一晩飲み明かした締めのカップメンを、船内で食べるよりも外の景色を眺めながら食いたいのだろう。イスに座るよりも立った方が景色がよく見えるし。さすがは、アジア。
とか思ってたら、朝日を観にデッキにぞろぞろと人が。
頭をかきむしって、風上からフケをまき散らす年齢不詳の男。多くの人の目の前で、股間をボリボリ掻く男。たしかにゆうべは風呂に入ってないからね。かゆいんだろうね。
つくづくアジアだよなあ。これぞ小笠原丸の旅。
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