中央アジア全域で広く食べられている手延べ麺。ラグマン。
キルギスでは独特のラグマンがある。アシュラン・フーという一皿。辛くて酸っぱい冷麺で、中国から移住したムスリム(ドンガン人)の料理。ぼくのいちばんのお気に入り。
カラコルの街で有名な食べ物らしい。酸味の効いたスープにうどんに似た冷たい麺とジャガイモのデンプンから作ったツルツル麺の2種類が入っている。スープは真っ赤。一見、盛岡のジャージャー麺風。フルーツはのってないけど。
ジャージャー麺との最大の違いは、アシュラン・フーがすっぱからいところ。
四国の讃岐うどんのように、店が軒を連ねていて、一杯は40円ぐらいとのこと。システムもほぼ同じで、総菜が皿に盛られて売られており、好きな総菜を自分で取っておかずにするようだ。
店によってスープの素味が全然違うらしく、人気の店、ガラガラの店と客入りは店によって大きく異なる。ガイドに連れられて入ったお店は、日本人向きの味。
遊牧文化の国・キルギスの料理は何といっても肉中心。「客は満腹だと言い、主人はまだ足りぬと言う」そんなことわざが表すように毎日フルコースで攻められる。
・・・アシュラン・フーなら3食でもいいっすよ。
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