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ベイエリア舞浜のホテルで会社の忘年会。堤防の向こうに東京タワーの夜景が見える。若い奴らは写真の撮りまくり。ぼくらの頃の安い居酒屋で長時間粘ってた忘年会とは隔世の感がある。
今、若い人たちの間では、お金を出しての会社のメンバーとの忘年会を敬遠する傾向があるらしい。ぼくら、おじさんたちにとっては気持ちはわからないでもないが、残念な感じが否めない。
教科書的な話をするなら、研究開発員とはいえ資本経済に縛られるのは道理。少なくとも、事業化すれば自分自身だけでも養える成果(売り上げ)を確保を目指してほしい。たとえそれが基礎研究であったとしてもだ。
会社としてのそれは、発展途上国の自給自足システムの援助に似ている。システムに対する障害は、協力して克服したいと思う。自給自足システムの構築には援助を惜しまないが、見返りのない施しは会社の経営上、無理な話だ。
当然のことながら、種々の障害に対しては当事者との綿密なコミュニケーションが必要だ。「報連相」などとシチ面倒なことは言わない。障害を克服するための意見を述べてほしい。それが見当違いの対処であっても、その斜め上の発想は大切にしたいと思ってる。
忘年会を終えて帰宅して、空腹に耐えかねて深夜のカップヌードル。おしゃれなホテルのパーティでは、おじさんたちの好む食い物はない。なので、帰宅してカップ麺。それこそ、若い人たちとのコミュニケーションをとなるのかもしれないが、それはそれ、これはこれ。
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