3月のこの時期。いろんなことが動き出す時期なのだろう。フリースタイルスキーの全日本選手権は3月15日、富山市の立山山麓スキー場で男女モーグルを行い、女子は予選トップで決勝へ進んだ上村愛子選手(北野建設)が24・69点で4年連続6度目の優勝を果たした。貫禄の優勝といったところだろう。そして3月17日の第43回全日本技術選手権大会。総合では片山秀斗、井山敬介選手がトップタイ。女子は嶺村聖佳選手が女王の貫禄を見せつけ、2位に7ポイント差を付けトップに立った。
そこまで来ていた春に抵抗するかのように降り積もった神の雪。ぼくらの3月17日の草津はまだ冬のさなかだった。厳しい冬がようやく終わりを告げ、春の息吹が感じられるころ忘れたように降る雪。それを忘れ雪と言う。天候に左右される商売に携わる人たちには何とも皮肉で恨めしい雪なのだろう。
ヘリスキー。はじめての体験だった。あいにく、朝から雪が降り続き、ヘリからの視界はあまりよくなかったのだが、ウエストバウンド中、9時の方角に真っ白な「浅間山」をインサイトした。そして「湯釜」。白をバックにクリームソーダのような色が曇天でも映えて見える。コース前半は林間の緩斜面。映画「私をスキーに連れてって」を当然のように思い出す。あの映画で撮影に使われたコースは、なだれの心配があり実際にはすべることはできないらしい。いたるところにパウダースノー。アイスバーンに積もった粉雪はさらさら軽く、まるでスキーをしていると言うよりは空中を滑空しているような感覚すら覚えた。休憩地点の芳ヶ平ロッジで昼食をとり、自分達が滑ってきたルートを一望に見る。此処に来た者にしか分からない物があった。冬登山の魅力とは、この景色なのだろうか・・・。休憩時間をゆったりと取って最後の林間コースを滑って音楽の森に帰ってきた。
・・・最高でした。
夕刻迫るスキー場のゲレンデで、ぼくらの発表会は十数人のギャラリーに囲まれて無事に終わりました。寒い中お集まり頂いた方々、どうもありがとうございました。また、ぼくらの発表会を取材していただきました上毛新聞社の方、いろいろ協力してくださいました各方面の方々へ心から感謝いたします。楽しい時間を過ごさして頂きました。本当にありがとうございました。シーズンの終わりに駆け込むようにあちこちでイベントがあったため、ぼくらの発表会に対するプレスの取材は一ヶ所だけだったけれど、これからも頑張って宣伝を続けていきます。
発表会での様子は、また、少しずつでもブログに書いていきます。
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