♪雨が降ってる 幾筋もの雨が 君の心の曇りガラスに
イルカの6枚目のシングル。作詞・作曲者の伊勢正三。「雨の物語」。
昭和の歌って総じて理系には理解不能の歌詞が多い。井上陽水の「言葉遊び」とも違った意味不明の詩。
・・・「曇りガラス」ってあれだ。砂をガラスに吹き付けて不透明にしたやつ。昔は風呂場の窓ガラスなんかによく使われてた。すりガラスとも言われてた。けっして湯気で曇ったがらすのことじゃない。
すりガラスの欠点は水に濡れると向こう側がぼんやりと見えてしまうこと。
なので、中学生のころは、夕方、近所のお姉さんの家でお風呂場の音がすると 以下自粛。
すりガラスの水にぬれると不透明度が落ちるという欠点を克服したフロストガラスってのもある。フッ化水素酸で化学的に表面をエッチングしたガラス。
また型ガラスといってロールアウト製法によってガラスの片面に型模様をつけたガラスもある。昭和の頃にめちゃくちゃ流行った、光を拡散してさらにプライバシーを守れる便利なガラスだ。今はほとんど見かけない。
と書いてて、窓の外を見たら、なんとわが家の3畳の書斎の窓は型ガラス。まだまだ現役でした。
さて、「君の心の曇りガラス」。不透明なんすね。っていうか、不透明なのがあたりまえちゃう?わかんねー詩。
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