山口市八幡馬場に鎮座される「今(いま)八幡宮」。御祭神は『応神天皇・仲哀天皇・神功皇后・玉依姫命・宇治皇子』
「創建年代は不明であるが、鎌倉時代に大内氏一九代弘成の娘に今八幡殿と呼ばれた人名があり、山口に大内氏が移る以前からあったことがわかる。文亀三年(一五〇三)大内氏三〇代義興が下宇野令の朝倉八幡宮を今八幡宮の地に移し、二社を合併して造建したのが現在の社殿であると伝えられている。」境内由緒より。
参道石段左右より神域を守護されるのは昭和8年(1933)8月建立の狛犬さん一対。顎下の毛の流れ、阿形さんの一見してガチャ歯に見える口元。山口市の狛犬さんは本当に狛犬好きの「ツボ」に嵌ります😄
一の鳥居右手に「明治天皇御膳水の井:明治18年(1886)7月、明治天皇山口行幸の際、近くの毛利家別邸が行在所となったが、天皇ご滞在中のご飲食一切に使用される水は特別な計らいを要すため、当時このあたりでも格段に名水の誉れが高かった井戸から清水が運ばれて御膳に用いられた。」公式HPより
井戸に向かい合うように「木馬舎」
二の鳥居額は銅板製、非常に凝った装飾が施されています。
山口市の神社では二例目。左右に切妻造りの翼楼を付し、正面に一間の向拝を持つ「楼拝殿」。
拝殿前左右より神域を守護されるのは昭和43年(1968)10月吉日建立の狛犬さん一対。ビックリしたようなドングリ眼の吽形さん。それを見てアングリと口を開けたままの阿形さん、絶妙のコンビ😄
拝殿向かって右手にブロンズ製の御神馬
御本殿
御本殿:後方から
「八柱神社:今八幡宮氏子八カ町内に鎮座の摂・末社八神社を明治40年に氏神社に合祀する事となり、旧社殿を今の地に移建合祀。」現地案内より
「八柱神社」鳥居の左右より神域を守護されるのは、文政六年(1823)正月吉日建立の狛犬さん一対。阿吽ともに中々の強面。
境内入り口近くに建立されていた「山口国学院記念碑」
鎮守の杜を背景に
面白情報・・・今八幡宮の鳥居の柱も、仁壁神社と同じく、円柱でなくて丸みを帯びた角柱。もしかして山口市では鳥居の柱は角柱だった??・・って、ない!ない!😅
参拝日:2015年11月11日
お近くに住んでらしたんですね。
清々しい空気のとても美しい神域でした。
これから暫く、この近くの神社・旧跡の紹介が続きます。
もしよろしかったら
懐かしい景色を楽しんでいただければ嬉しいです。
白壁のお倉が湯田から見える家でした・なつかしい!!
私の一番幸せな時だったような・・・
ありがとうございました。