七尾の観光拠点としてオープンした「道の駅・七尾フィッシャーマンズ・ワーフ・能登食祭市場」。建物全体が大きな魚をイメージしており、一般的に「道の駅・能登食祭市場」と呼ばれています。
「日本一の七輪」とか「青柏祭 デカ山の開き」とか、色々楽しい館内ですが、外にも楽しい人気スポットが存在します。まずは木彫りの「お猿さん」。猿の頭をなでるといやな事が去る(猿)。今のところ特に嫌な事も無いので次へ(笑)
鮮やかな青を背景にした木彫りの「カエルさん」。お腹をなでると無事に帰える。無事に帰えるだけで物足りない人には、お金も返るし、健康もかえる、更に若がえる、と御利益盛沢山。だからカエル君のお腹はつるっつる!そのうち磨り減って真ん丸お腹がペッタンコになるんではないかと要らぬ心配をしてしまう(笑)
潮風が心地よいマリンパークで見つけた歌碑は、森繁 久彌氏が、能登の自然と美しさと、そこで生きる人々の心温かさに触れた感動を歌った「能登の夢」。
マリンパークの一画には、七尾出身の画聖『長谷川等伯(はせがわとうはく)』の銅像。・・あれ?七尾駅の前にも・・そうか!等伯さん、分身の術が使えるのか!
七尾の市街地を縦断する「御祓(みそぎ)川」。名前の由来は潔斎の禊ぎが行われていたからと云われています。川のほとり「御祓川の碑」と並んで、「七尾まだらの碑」。「まだら」とは七尾を代表する祝儀歌。『西条八十』の筆で歌詞の一部が刻まれています。
【 能登の岬の御所縁桜 枝は越後に葉は佐渡に 花は大坂の城に咲く 】
小説家『舟橋聖一』が「七尾まだら」に心酔し、自筆で刻んだ歌碑。
【赤襟の をとめもかりていろめきぬ 七尾まだらの たのしき夜かな 】
「七尾まだらの碑」から少し離れた場所に、一本杉通り出身の書画家『横川巴人(はじん)』の碑。【 今ハ昔 幾春秋乃 大柳 】
川辺から離れて大通りに面した一画には、「青柏祭でか山」の顔出しに並べて『与謝野晶子』の歌碑。
【 家々に 珊瑚の色の格子立つ 能登のなな尾の みそぎ川かな 】
< /p>
県木:アテを贅沢に使った「泰平橋」は、日本的情緒たっぷりの木橋でモロに私好み。建材としても非常に優れており、またその堅牢さから輪島塗の素地として用いられる「アテ」の木。アスナロの変種であるヒノキアスナロ、「アテ」はいわゆる方言名だそうです。
紅い欄干の「仙対橋」には、青柏祭に奉納される三つの町のでか山が描かれおり、橋の向こうの柳の下には「でか山」車輪のモニュメント。
橋を渡れば七尾一本杉通り、散策で見かけた素敵なあれこれ、つづきは明日(^^;)
訪問日:2011年10月18日&2015年5月20日
------------------------00----------------------
「道の駅・能登食祭市場」では2011年と2015年の二度に渡って車中泊をさせていただきました。館内の楽しい展示は勿論、ご亭主殿が夕食用に買ったお刺身の美味しかった事。時間が許せば半日は遊んでいられます(笑)
車で旅をする者にとってこのような道の駅は、本当にありがたく大切な場所です。
改めて、その折は有難うございました m(__)m
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます