旧海部郡七宝町(しっぽうちょう)は愛知県中西部、2010年に合併した甚目寺町、美和町の他に、名古屋市、津島市、大治町、蟹江町と境を接していました。町名は、江戸末期より七宝焼きによる工芸品の製造が盛んであったことにちなんでつけられ、また加賀藩主:前田利家の正室「まつ」の生誕地としても知られています。
明治22年(1889)、町村制の施行により、海東郡安松村、遠島村、沖之島村、秋竹村、桂村、川部村、下田村、伊福村、徳実村、下之森村、鯰橋村、鷹居村が発足。
1890年、安松村・遠島村・沖之島村が合併し、海東郡宝村が発足。秋竹村・桂村・川部村・下田村が合併し、井和村が発足。伊福村・徳実村・下之森村・鯰橋村・鷹居村が合併し、改めて伊福村が発足。
1906年、海東郡宝村、井和村、伊福村が合併、海東郡七宝村が発足。
1913年、海東郡と海西郡が合併、海部郡となる。
1966年、海部郡七宝村が町制を施行、海部郡七宝町となる。
2010年、海部郡美和町、甚目寺町と合併、あま市七宝町となりました。
マンホールには「七宝焼の壺」を中心に、「町の木:松」、「町の花:水仙」が描かれています。
七宝焼きふれあい伝承館に展示されていた「七宝焼の壷」
街灯にデザインされた水仙柄の「七宝焼の壺」
町章を中心に「町の花:水仙」がデザインされた側溝蓋
昭和48年11月3日制定の町章は、七宝の「七」を図案化したもので、色は青色が使われています。
「仕切弁」
「排泥弁」
「消火栓」
「側溝蓋」
「〇に水」が図案化された汎用タイプの知章仕切弁
「町の花:水仙」と町章がくりぬかれたレリーフの街灯
撮影日:2011年4月24日&2017年3月29日
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弥富市上野町にある「日光川下流浄化センター」には上記デザインマンホールのカラー蓋が展示されているそうです。
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