地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

ごあいさつ

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妻に捧げた1778話

2011年01月12日 | 映画・テレビ
 


昨日は草薙剛と竹内結子の映画「妻に捧げた1778話」の試写会に行った

 作家の眉村卓が、ガンで「余命一年」と宣告された奥さんのために、毎日一話の小説を書こうと決めた。その話は結局5年続き、1778話となった。そして、その中から19編を選び、闘病生活と40年以上にわたる結婚生活をふり返るエッセを加えて、新潮社から「新潮選書」の一冊として出版されている。それが、眉村卓著『妻に捧げた1778話』(2004年5月刊)である。

 少し前提が長くなったが、その本と同じ題名の映画「妻に捧げた1778話」の「試写会」があり、昨晩観た。TOHOシネマズで昨年末に「ノルウェイの森」を見に行った際にその「試写会」の応募用紙が目についた。当たることなど考えず、それ故に日程を手帳に書き込むこともなく過ごしていたら、過日招待券が届いた。嬉しいことに、何の日程も入っていなかったので、楽しませてもらった。

  この映画は、フジテレビ(岡山はOHK・岡山放送)の「僕の生きる道」(03)、「僕の歩く道」(06)に続く「僕の生きる道」シリーズだそうで、そのドラマを演出した方が監督をしている。だから、草薙剛と竹内結子のコンビなんだと納得した。

 原作者の眉村卓ご夫妻は結婚生活40年だそうだが、映画の設定は30代の若い夫婦の設定となっている。事実が根底にあるだけに、「お涙ちょうだいもの」の作品には仕立てていないものの、切なさがある。

 映画のPRチラシには、「穏やかな分だけ切なく、切ない分だけ愛おしい」と書かれているが、その通りだ。私の隣の女性は、後半は泣き通しだった。昼間、脳検査の結果を聞いた後だけに、死と向かい合い時間となり、これも少しだけ苦しくもあった。

 なお、『妻に捧げた1778話』の「少し長いあとがき」で、作者の眉村卓は、次のように書いている。
 「人と人がお互いに信じ合い、共に生きてゆくためには、何も相手の心の隅から隅まで知る必要はないのだ。生きる根幹、めざす方向が同じでありさえすれば、それでいいのである」と。

 
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厳しい結果

2011年01月12日 | 健康
 


脳のMRI検査を受け、軽い動脈硬化&脳萎縮の診断にショックを受けた

 昨年末からのめまいの頻発に少しだけ怖くなり、昨日脳のMRIの検査を受けた。検査後の脳外科の診察では、その画像を前に先生が「軽い動脈硬化の症状があり、加えて、脳が少しだけ萎縮している」と深刻な顔で語られた。このまま放置していると、脳梗塞が起こる可能性が高いとのことだ。想像以上に、厳しい結果だった。

 この症状は、年齢の平均よりは進んでいるとのことで、それもまたショックだった。私を待っているのは、認知症か脳梗塞かと思うと、受診後後はなんだか頭が痛くなった。

 私が退職前の脳ドックでは、「キレイそのものです」との診断を受けており、安心していたのだが。理由はと聞くと、ストレスとお酒が原因ではと言われた。しかし、現職時代はいざ知らず定年後はストレスなき生活であり、酒は自宅では一滴も飲まないのにと、これまた信じられない気持ちだ。最初に、「懐疑の念」が生じると言われるが、まさに「どうして、何で私が」の思いだ。

 ともあれ、この対処方法としては、①ストレスをなくして心豊かに暮らす、②よい食生活をする(肉を減らし、野菜とお魚をしっかりたべる)、③お酒を減らす、そして④運動をするの四点だそうだ。私はお酒は飲まないので③は問題なく、食事は粗食であり最近は野菜も食べている。ま、ストレスもない暮らしであり、とすれば残るは運動だ。昨年夏以降、ウォーキングをサボっているので、これは再開しなければと考えている。

 ところで、私の脳の今以前の状態がわからない(私が以前脳ドックで受診したのは、今日受診した病院ではない)ので、2~3年先に再度MRI検査をして、それを比較することで症状が進んでいるかどうかを判断しようと言うことになった。また私としても、いつの日かにセカンドオピニオンとして脳ドックを受けた病院で検査してもらい、以前との比較もしてもらおうと思っている。

 今日の診察の最後に、「今注意すれば、大丈夫」の言葉があり少しだけ安心したものの、さすがに脳の異常は深刻であり相当に落ち込んでいる。死はいつかは訪れることであり怖くはないが(まったく怖くはないと言えばウソになるが)、家族にだけは迷惑をかけたくないと切実に思っている。

 ともあれ、健康の保持に向けて努力はするものの、最後は天が決めること故、一生懸命生きる以外にはないと考えて前向きで行こうと今は思う。
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頑張ろうという気に

2011年01月12日 | 食べ物
 


畠瀬本店で美味しい食事をし、心地よい会話の中で頑張ろうという気になった

 昨日もまた、ランチは畠瀬本店とした。脳の異常の診断を受けて、さすがに落ち込み食事も欲しくないほどであった。時間はもう13時を過ぎていた。しかし、しっかりしなければと自分に言い聞かせて、「たのたの庵」は少し遠いので、「畠瀬本店」とした。
 店主さんと何気ない、そして心地よい会話をさせていただいた。また、お昼時を過ぎていたのでお客さんも減っており、「誕生日の占い本」からお互いの誕生日から導き出されている性格や運勢について、当たっている、当たっていないなどと言ったりもした。落ち込んでいたが、少しだけ元気になれた。
 ところで畠瀬本店の週替わりランチは人気のエビフライであった。加えて店主さんから、できのよい四品を添えていただいたり、柿のジェラートもご馳走になったりした。全てが美味しかった。美味しいものを食べると、それだけで幸せを感じる。頑張って病気と仲良く付き合い、元気で生きてやろうという気になった。

 
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