中谷健太郎著『ドンケツガソラヲトブ』、亀の井別荘の歩みを興味深く読んだ
昨日届いた郵便の中に、湯布院・亀の井別荘の封筒があり、その横には中谷健太郎の名前が添えられていた。「ゆふいん文化記録映画祭」のご案内かなと思って開封すると、ナント、中谷健太郎著『ドンケツガソラヲトブ』が入っていた。
この冊子は、「㈱大銀経済経営研究書発行の『おおいたの経済と経営』2014年1月号~3月号に掲載されたMY WAY 私の歩んできた道 -ドンケツが空を飛ぶ-」を編集したもの。
早速読ませていただいたが、中谷さんらしい筆致で、冊子の副題となっている「由布院・亀の井別荘物語」らしく、亀の井別荘の歩みが書かれていてとても興味深かった。
今は「㈱亀の井別荘」取締役会長に納まってい中谷健太郎さんに初めてお目にかかったのは、いつのことだっただろうかと考えたりもした。それは、今は由布市の市議会議員をしている小林華弥子さんが、「亀の井別荘」社長室で働いていた頃だった。
私も参加していた団体の主催する行事の「記念講演」の講師に、中谷健太郎さんをお迎えしたいと言うこととなり、ご挨拶に行ったのが最初の出会いだったように記憶している。「講演のテーマは、まちづくり」だった(かな)。
この中谷さん来岡で、最も悩んだのが夕食。何しろ由布院の高級旅館主であり、美味しいものは食べ尽くしていることは想像に難くない。悩んだ末の結論は、以前AV映画のシナリオも書いていた野村智美さんの経営する「のむら」を選んだ。
当時、冷房すらないお店で、野村さんの一人2000円予算の手料理を楽しんでもらった。これには、健太郎さんも「 マイッタ」と言っていただき、話は尽きなかった。その後、「のむら」はお店を閉じるまで、お店に健太郎さんの色紙が掲げられていた。
さて、今年も「ゆふいん文化記録映画祭」の季節となった。その際、亀の井別荘の天井桟敷で、健太郎ファンの友人とともに鍵屋のおはぎとコーヒーをお伴に、健太郎さんとお話しできるのを楽しみにしている。それは、もう今月のことだ。
待ちかねていた「エスプリ」のオアシス(かき氷)、今年最初の客となった
早いもので、今日から6月。なんとも時間の流れるのが早い。まだ梅雨入りしていないのに、真夏日が続いている。36度を超えて酷暑となった大分・日田市をはじめとして全国各地で猛暑日となった昨日、「熱中症の疑いで2人が死亡し、306人が病院に搬送された」(NHK、夜7時の時点)と報じていた。
その熱中症の疑いで亡くなられたお一人は、ナント61歳の若さだ。私も5月はほぼ毎日午前中と夕方に、計3~4時間程度は畑作業を頑張った。連日の草抜きで、右手は少しだけ腱鞘炎気味。それだけに、熱中症には気をつけようと思う。
さて、そんな畑作業で頑張った午後は、本を片手にコーヒーブレイク。ご褒美だ。そのご褒美、昨日は三野にある「エスプリ」の「オアシス(かき氷)」とした。昨日から「氷」の幟旗が掲げられ、メニューに加わった。私は今年最初の客となったようだ。
ところで、岡山の地で「カギ氷」と言えば、1929(昭和4)年に創業し六校生も愛した「カニドン」が有名。氷とは思えない細かさが売りで、私もミル金をしばしば楽しんだ。
この「カニドンのかき氷」も美味しいが、「エスプリのオアシス」は最高の美味しさだ。かき氷の上にミルクと水出しコーヒーがかかっていて、このマッチングが最高。そして中には、コーヒーゼリーとアイスとアズキが控えている。何とも豪華で美味しい。抜群の美味しさだ。二人で一つ食べたらちょうどいいくらいボリュームがある。
昨日も食べていて、「君はエスプリの『オアシス』(かき氷)を食べたか?」、そんなフレーズが口をついて出た。猛暑が続く日々、エスぶりでオアシスを愉しまれては如何。