21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

消費税アップは愚の骨頂

2010-06-16 20:11:58 | 政治にモノ申す
 参院選がスタートした。民主もひどいが、自民もひどい、新党はどう贔屓目に見ても力不足、いっそ共産党に政権を渡したらどうかとも思うが、彼らは権力に楯突くのが仕事で、はなから政権をめざしていない。どっちらけだ。

 そもそも、各党が選挙のたびに提示するマニフェストは目指す国のかたちが描かれていない。場当たり政策の単品メニューばかりだ。そのくせ、民主も自民も大新聞も消費税アップを平気で謳う。設計図もなしに、愚策の財源確保のために消費税を上げるなど、愚の骨頂だ。世論調査では国民の6割が消費税アップに理解を示しているというが、まったくもって信じ難い。大政党と大新聞に飼いならされていうよりほかない。

 もし、現状のまま消費税を10%にしたらどうなるか。消費は低迷し、景気はさらに悪化、給料は上がらず、国民生活がひっ迫するのは目に見えている。今、やらなければならないのは愚策のための税収アップではなく、継接ぎだらけの政策と贅肉だらけの予算を見直すことだ。そのためには根本的な国の設計図が必要だ。愚かな政治家のまやかしに騙されてはいけない。
コメント
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