21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

バカバカしいマニフェストなき都知事選

2014-01-15 20:15:32 | 政治にモノ申す
 知事選にマニフェストは必要ないのか。都知事選の度に思うことである。

 確かにマニフェストは政権公約というくらいだから、政党が政権を担当することを前提に政策と数値目標を有権者に示すわけだが、都道府県政も自治を預かる以上、有権者に政策を示す必要があるはずだ。しかし、今の時代、首長は政党から推薦支持は受けても、無所属で出馬するケースがほとんどであり、公約も美辞麗句を並べただけのものになりがちで、晴れて知事になっても有権者が公約の進捗状況を判断するまでには至らない。いつまでたっても知事選が人気投票の域を出ないのは、政策は職員任せで、議会もシナリオ通りというのが実態で、知事が政策面で実力を発揮する場面などほとんどないからだ。だから、橋下徹だってお飾りの知事から市長に転身したではないか。

 都知事選などはまさに政策度外視の人気投票であり、東京から日本を変えるなど、ちゃんちゃらおかしいのだ。

 本気で日本を変える気ならなら、都政マニフェストを都民に示すべきであり、オリンピックにしても脱原発にしても防災対策にしても、確たる数値目標を示すべきなのだ。都民が無関心なことをいいことに、裕福な都財政に胡坐をかいて区議も都議も利権まみれで、お飾り知事が都政に関係ないことばかり言っているのが東京都政の実態ではないのか。

 
コメント
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