ヴィクトリアマイルはブレずにソダシで行くと決めた。芝マイルは3戦3勝、そのすべてが重賞で、うち2勝はGⅠなのである。しかも、レコード勝ちのおまけまでついている。長距離、さらにダート挑戦で結果を出せなかったのは不向きだったからであり、トップマイラーの地位を揺るがすものではない。さあ、白毛伝説第2章のはじまりだ。
歴史の浅いヴィクトリアマイルだが、競馬オヤジの記憶に誤りがあったことが、さっきわかって、軽いショックを受けた。第1回の勝ち馬だが、今までコイウタだとばかり思っていたのだが、違っていた。第1回はダンスインザムードだった。藤沢厩舎推しで、しっかり馬券も取っていたのに、記憶が入れ替わっていた。たぶん、コイウタが巻き起こした3連単220万円という大波乱の衝撃があまりに強かったせいだろう。しみじみ思う、年は取りたくないものだ。
それにしても、ヴィクトリアを当てた記憶が、なんとダンスインザムード以外にない、どうしてだ。アパパネやウォッカの時も当てた気がするのだが、実に曖昧だ。ボケが始まったのだろうかと、だんだん不安になってきた。
そんな老いの不安を吹き飛ばすためにも、ソダシには頑張ってほしい。