21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

東京新聞(杯)と湯治の思い出

2023-02-04 20:04:43 | ヨレヨレ競馬ライフ

 長いこと競馬をやっていて、毎年のように東京新聞杯を買っているわけだが、出走表を見ていて、ふと「そういえば、東京新聞って、数えるほどしか読んだことなかったなあ」と思い出してしまった。たぶん、東京に住んでいない人間は、東京新聞の存在など気にも留めていないはずだ。東京人も一緒か。

 東京にも朝毎読の全国紙以外に、いわゆるブロック紙があり、北海道で言えば北海道新聞(道新)なわけだが、それが東京新聞というわけだ。学生時代、何度か読んだことがあるが、道新と似たようなレイアウトで同じ匂いがした記憶がある。ブロック紙と言うことで、中日新聞などとも提携しているような話を聞いたことがある。

 どうでもいいことだが、なぜか東京新聞の存在を思い出してしまった。競馬ファンはそんな新聞、あろうがなかろうがどうでもいいわけだが、せっかく冠になっても全国で認知されないことが可哀そうな気もするので、ちょっと紹介してみた。馬券のヒントになるかと思ったが、何の参考にもならなかった。

 思い出しついでに、昔の話を思い出してしまった。バブル景気がそろそろ終わりの頃の話だ。昔の会社の部下と二人ですすきのWINSで東京新聞杯の馬券を買って、昼頃だったと思うが、あるバスに乗り込んだ。2泊3日で洞爺湖温泉に行く格安温泉ツアーのバスだった。金額までは記憶にないが、確かに格安だった。当時の北海道の温泉場は冬はシーズンオフで、ほぼ半額で宿泊できたのだ。日曜に出発するなんて、どんな会社に勤めてんのと思うだろうが、はっきり言おう、自分たちが起こした会社だった。従業員は3人で、当然全員役員、そのうちの二人が呑気に温泉につかりに行くといういいかげんな会社だ。バスの中は、お年寄りばかりだった。まあ、湯治ツアーというわけだ。

 そんな中にいい若いもんが二人して混じっていたのだから、当然、目立つわけで、ちなみにツアー客が全員揃った大宴会場での夜の食事タイムは、人気者だった。

 まあ、今思い出しても、何で湯治ツアーに参加したのかわからないが、とにかくしっかり馬券だけは買って、行ったのだ。ホテルに着くと、丁度、東京新聞杯のスタートだった。急いで部屋に行き、すぐにテレビにかじりついたわけだが、2分後には、「さて、温泉でも入るか」とそそくさと浴衣に着替え何事もなかったように大浴場に向かった。その時の、勝ち馬は今でも覚えている。増沢末男騎乗のダイナマイトダディである。ノーザンテーストの子だったはずだ。

 その東京新聞杯だが、今年は例年以上に面白いレースが期待できそうだ。

 馬券はナミュール、サクラトゥルージュ、ジャスティンカフェ、マテンロウオリオンの3連単ボックスで勝負する。

 

 

 

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