今年のフェブラリーSはどう考えてもドライスタウトとレモンポップが抜けているとしか言いようがない。ここは素直に2頭軸で行くのがセオリーだろう。
もし、2頭を負かすとすれば追い込み馬のドハマりしかないが、可能性はかなり低そうだ。せいぜい3着まで。まんがいちどちらかが出遅れや仕掛けミスで力が発揮できなかった場合、2頭ともペケはないだろうから、あっても2着どまりであろう。
ここはもう、余計なことは考えずに2頭軸で勝負するだけ。問題は相手選びだが、これがまた厄介だ。いい材料が無さ過ぎて困る。メイショウハリオの実績はピカイチだが、マイルがどうなのか。一昨年の府中で薫風Sを勝っているだけに、こなせるはずだが、それ以降は主戦場を1800~2000に絞ってきただけに、アテにはならない。それでも実績を考えれば押さえておくべきだろう。
調教で抜群の動きを見せたオーベルニュは、ラストGⅠとなる福永鞍上だけにまったく無視はできない。7歳という年齢は厳しいものがあるが、惑星候補の一頭ではある。
2頭に迫る追い込み勢はというと、ケンシンコウ、セイキフウが外国人ジョッキーで期待は持てそうだ。
ルメのテイエムサウスダンも、スタートさえ決めれば、騎手の腕で3着は拾いそうだ。
外国馬のシャールズスパイトもモレイラを確保し、真剣モードなのは明らか。こちらも甘く見たら痛い目にあいそうだ。
地方の牝馬スピーディーキックも3連勝はだてじゃい。御家本がどんな競馬を見せるか、楽しみな1頭だ。同じ牝馬のショウナンナデシコもついでに抑えよう。
とにかく2頭の一騎打ちは必至だが、3着以下は大混戦、2頭軸で3着付の3連単と3連複で8頭に流す。