正直、馬券キャリアはほぼ半世紀になるが、地方はというと暮れの東京大賞典こそ長年買っているが、道営競馬以外はまだまだほんの駆け出しだ。だからここ数年の帝王賞の記憶さえままならない。コロナ禍による巣ごもりのおかげで、ここ2年ほど地方も結構な頻度で楽しむようになったわけだが、さて明日の帝王賞は勝負!と出馬表を眺めたら、バババーンと目に飛び込んできたのがプロミストウォリアだ。
むむ、プロミス、プロミスザスター、まさに29日に解散するBiSHの歌やんけ。こりゃ、もうこの馬しかないやんけ。昨日から大井の馬場は、前残り傾向で、明日もたぶん差し馬は分が悪い。そうなると単騎逃げが期待できる。
目下5連勝中、そろそろ負け頃。いつもなら、そんな1番人気を消しにかかるが、今回ばかりはそうはいかない。もう出馬表を見てから、BiSHの歌が頭から離れない。しかも母の名前はプロミストスパーク。プロミスとスパーク、BiSHの曲が2曲も並んだ。明日の帝王賞は、プロミストウォリアが逃げ切って、BiSHの最期の花道を切り開く。