今度ばかりはゼレンスキーの国会演説に苦言を呈した鳩山氏を支持する。
ゼレンスキー大統領の国会演説に熱狂するさまをみて、これはヤバイと思っていたら、晩年は奇人扱いされて国政を去ったあの鳩山由紀夫氏がツイッターで、久々にまともな発言をした。
同氏が親ロシア派だとはいえ、「熱狂の先に平和はない」と彼が言ったことはその通りだと思う。
ウクライナとロシアの関係が泥沼化し、やがて戦争に発展、この先に待っているのは何か。今こそ、世界は冷静にならなければならない。一方の肩を持つのではなく、どうすれば止められるのか、ではないのか。
鳩山氏は、国政に臨む際、政権交代可能な二大政党化を理想に掲げ、やがてそれを実現し、総理の座に上り詰めた途端、沖縄の米基地縮小問題をきっかけに対米スタンスや防衛意識の脆弱さが露呈し、失墜した。理想は高くても、それを表現するセンスの拙さが、命取りとなった。そこが同じ奇人政治家、小泉純一郎との差だ。
それはともかく、いまこそ、政治家は冷静になるべきで、この戦争の先に待ち受けるのは核戦争という最悪の事態を避けなければならない。コロナ禍、そして戦争、人類滅亡のカウントダウンが始まったとしか思えない。
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