観たかった映画がもう機内で観られた、その映画はゼログラビティ
観終わって、タイトルのゼロが余計で、原題のままで良いと思いました。
大気圏に入り、足をつけてグラビティを感じるのがクライマックス。
それをタイトルで示唆していたことに鑑賞者が気付くのもいいのに。
クレームから書き始めたが、
それにしても、SFに感動したのは何年ぶりかな。マンガの発想からではない、
一から大人が作り、リアリティにこだわった作品。主演のサンドラブロックが、
可愛さから演技派にする必然性のある時に、映画の大部分はヘリメット越しで
老いをカバー。そして、宇宙服を脱いだら、鍛えぬがれた腹筋むきむきの肢体。
よくよく考え抜いた演出です。
CGにはコストがかかったでしょうが、主演は二人。プロデューサーの賢さに脱帽。
映画は賢いと儲かりますね!
ロシアが事故を誘発し、中国の衛星で助けらる筋書きは、中国の市場を見据えた
戦略か?
どうやって、撮ったのか臨場感のある、筋書きが単純で音楽もあまりない
息遣いと会話で成り立つ、素晴らしい映画でした。
もう一度、3Dの大画面で観たい作品です。