いま世界の多くの人々が考えているのは、コロナが何とか早く収まってくれないかという問題とロシアのウクライナ侵攻がなんとか早く収まってくれないかの2つではないでしょうか。
この2つが片付けば、世界中はぱっと明るくなり、みんなが「この世に生まれて来てよかった」と思うと言っては言い過ぎかもしれませんが、地球人類の国際関係、政治、経済、社会、毎日の生活も、大きな心配や制約やわだかまりはなくなるのでしょう。
コロナについては、多くの国々が次第に制限を見直しつつあります。平常に戻した国もあります。
日本でも、今年のゴールデンウィークは「十分気を付けてください」と言うだけで、交通手段の制限はありませんでした。
問題はそれで新規感染者がどうかという一点で、確かに東京では昨日は前週比600人の増の3011人、昨日の全国は42500人で2週間前の水準に戻ってしまったようです。
問題はこれからで、人の移動、観光地の賑わいの結果がどう出るかですが、もし、GW の人出の増加の影響が、予想外に小さい物であったらと願うのが人情ではないでしょうか。
この問題はコロナウィルス、オミクロン株、BA2の感染力次第ですが、ここ数日の新規感染者の数字が注目されるところです。
話変わってロシアのウクライナ侵攻の方ですが、情報が入り乱れる中で、比較的実態を示すのではないかと思われる数字を見てみますと、まずロシアの通貨ルーブルがあまり下がっていない事があります。
矢張り、原油、LNGの巨大な資源国の経済は強いと思われるところです。一方、市民の日常生活の面では消費者物価の上昇は3月に7%台を記録したそうですが、これはEUの状況と変わりません。
経済制裁が集中する中でもロシア経済は意外に強いという意見が出ているのもこうした数字によるものでしょう。
然しもう一方で、意外な数字が出ています。この3か月で、若者を中心に388万人が国外に出ているという数字です。
マスコミのルポルタージュなどもありますが、これは生活が苦しくなるという面もあるのでしょうが、多く聞こえる声は、プーチンの体制下で、ロシアにいても種々の可能性がなくなり、希望が持てなくなっているといったプーチン体制への批判が主因のようです。
反政府デモをして逮捕や拘束の憂き目を見るより出国を選ぶ方が賢明という人たちが増えているとすれば、これは政権としては重大な問題でしょう。
ウクライナ侵攻で多くの兵士の命が失われているという情報も含めて、これはプーチン政権の在り方が、こうした形で問われているという事でしょう。
ウクライナに侵攻しているのはロシアではなく、プーチンと軍隊だという言い方もあるようですが、こうした、プーチンの体制そのものを忌避するロシア人が増えるという問題は、侵攻が長引くほど進行するでしょう。
プーチン政権を正式に否定できるのは、外国ではなくロシア国民自体というのはその通りでしょう。そしてこの動きは今後さらに明瞭になるのではないでしょうか。
こちらの問題は、もしかしたら、時間が解決する問題なのかもしれません。
この2つが片付けば、世界中はぱっと明るくなり、みんなが「この世に生まれて来てよかった」と思うと言っては言い過ぎかもしれませんが、地球人類の国際関係、政治、経済、社会、毎日の生活も、大きな心配や制約やわだかまりはなくなるのでしょう。
コロナについては、多くの国々が次第に制限を見直しつつあります。平常に戻した国もあります。
日本でも、今年のゴールデンウィークは「十分気を付けてください」と言うだけで、交通手段の制限はありませんでした。
問題はそれで新規感染者がどうかという一点で、確かに東京では昨日は前週比600人の増の3011人、昨日の全国は42500人で2週間前の水準に戻ってしまったようです。
問題はこれからで、人の移動、観光地の賑わいの結果がどう出るかですが、もし、GW の人出の増加の影響が、予想外に小さい物であったらと願うのが人情ではないでしょうか。
この問題はコロナウィルス、オミクロン株、BA2の感染力次第ですが、ここ数日の新規感染者の数字が注目されるところです。
話変わってロシアのウクライナ侵攻の方ですが、情報が入り乱れる中で、比較的実態を示すのではないかと思われる数字を見てみますと、まずロシアの通貨ルーブルがあまり下がっていない事があります。
矢張り、原油、LNGの巨大な資源国の経済は強いと思われるところです。一方、市民の日常生活の面では消費者物価の上昇は3月に7%台を記録したそうですが、これはEUの状況と変わりません。
経済制裁が集中する中でもロシア経済は意外に強いという意見が出ているのもこうした数字によるものでしょう。
然しもう一方で、意外な数字が出ています。この3か月で、若者を中心に388万人が国外に出ているという数字です。
マスコミのルポルタージュなどもありますが、これは生活が苦しくなるという面もあるのでしょうが、多く聞こえる声は、プーチンの体制下で、ロシアにいても種々の可能性がなくなり、希望が持てなくなっているといったプーチン体制への批判が主因のようです。
反政府デモをして逮捕や拘束の憂き目を見るより出国を選ぶ方が賢明という人たちが増えているとすれば、これは政権としては重大な問題でしょう。
ウクライナ侵攻で多くの兵士の命が失われているという情報も含めて、これはプーチン政権の在り方が、こうした形で問われているという事でしょう。
ウクライナに侵攻しているのはロシアではなく、プーチンと軍隊だという言い方もあるようですが、こうした、プーチンの体制そのものを忌避するロシア人が増えるという問題は、侵攻が長引くほど進行するでしょう。
プーチン政権を正式に否定できるのは、外国ではなくロシア国民自体というのはその通りでしょう。そしてこの動きは今後さらに明瞭になるのではないでしょうか。
こちらの問題は、もしかしたら、時間が解決する問題なのかもしれません。