我家のホタルの飼育については、毎年報告していますので、今年も、今のうちに経過報告をしておきたいと思います。
というのも、実は、今年も昨年に続き失敗の可能性が高いようなので、ホタルの光をお届け出来ない事を考えているからです。(予防線を張っているという事でしょか)
一昨年の秋に、我が家の山茶花にチャドクガが大派生し、何とかしなければと殺虫剤を使いました。後から「しまった、ちょっとやりすぎたかな」と思ったのですが、残念ながら残留殺虫剤のせいでしょう、羽化したのはゲンジボタルが僅か1匹、ヘイケボタルは全滅という惨状でした。
不注意で、ホタルの幼虫には申し訳ないと思いましたが、後の祭でした。
そんなことで今年はゲンジの種ボタルだけを改めて仕入れ、終齢までは発泡スチロールの中、4月上旬に上陸しそうな様子になってにわのU字溝に放しました。
そして、今、そろそろ羽化の時期かなと、毎晩8時になると、U字溝の周りの叢を見に行っているのです。オオムラサキの下ですから、オオムラサキの枝につかまって藪の草をかき分けているのですが、今年もまだ全く気配がないのです。
累積温度が低いので遅れているのか、残留殺虫剤が未だ邪魔しているのか、半分諦めながら、もう少し毎晩の点検を続けていくつもりです。
生き物を育てるのは難しいものだと思いながら、1匹でも羽化してくれないかと願いつつです。
未だ未練がましく、累積気温が低いせいで遅れていて、「あ、羽化した」なんてことも考えたりしているところです。
以前部屋の中に放した時の写真